【ウエディングプランナー伊藤の結婚式】萬屋本店で実際にやってよかったこと

【ウエディングプランナー伊藤の結婚式】萬屋本店で実際にやってよかったこと

こんにちは。
萬屋本店の伊藤でございます。
私ごとながら、先日2022年5月22日に結婚式を挙げさせていただきました!

今回のブログでは、日ごろはお客様のご結婚式をお手伝いさせていただいている側の私が、「花嫁になったときに本当にやってよかったと思うこと」をお伝えいたします。

 

2部制にして来て欲しいと思った方全員をご招待したこと

コロナ禍で密にならないようにご案内していることもあり、萬屋本店でお招きできる最大人数は72人です。しかし、私の場合どうしても結婚式に来ていただきたい方の顔を思い浮かべたところ、それ以上の人数になってしまいました。

そこで、「妥協して人数を減らすのではなく、呼びたい方を全員呼べる方法を考えよう!」と、結婚式を1部、2部制にすることにしました。
そうすることで、呼びたい方全員に声をかけることができ、1部2部と入れ替え制にしたことでゲストに安心して過ごしていただけました。

結果的には110名もの皆様が結婚式にいらしてくださったのですが、みんなから「呼んでもらえて嬉しかった」と言われ、とても良かったと感じています。

 

このタイミングで式を挙げたから、
祖父に花嫁姿を見せることができたこと

実は、私たちが早く結婚式を挙げようと思った理由の一つに、結婚式を見せてあげたいと思っていた新郎の祖母が亡くなり、晴れ姿を見せることが叶わなかったことがありました。
大切な人がいつまでも元気でいるとは限らないからこそ、できるだけ結婚式を挙げて成長した姿を見せたいと思い、結婚式をこのタイミングで挙げることにしました。

私の祖父はがんで闘病中にもかかわらず「夢だった孫の晴れ姿をみたい」と言って無理をして来てくれました。
挙式の祝言の退場のシーンでは、彼に「志帆を幸せにしろよ」と大きな声で伝えてくれた祖父。その言葉から祖父の気持ちを感じ、私も涙が溢れました。披露宴の入場の時には前に出てきてくれて、誰よりも一番最初に写真を撮り「かわいいよ、綺麗だよ」と伝えてくれました。

人生何が起こるか分からないからこそ、結婚式を早く挙げる決断をし、自分の晴れ姿を祖父に見てもらうことが出来て本当に良かったと思っています。

 

 

お料理をSpecialiteコース、
ドリンクを鎌倉ドリンクプランにしたこと

萬屋本店には1.5万円のBasicコースと2万円のSpecialiteコースの2種類があります。私たちはお世話になった方々に「萬屋本店の最高のお料理でもてなしをしたい!」という想いから、婚礼料理はspecialieコース、鎌倉ドリンクプランを選びました。

お料理にこれほど高いお金を払ったことが今までの人生の中で初めてでしたが、大切な人に今までの感謝の気持ちを精一杯届けたいと思った時、迷い無くSpecialiteコースに決めました。
ドリンクは、鎌倉ビールや鎌倉サイダーなど、ここだからこそ楽しんでいただけるものでおもてなしをしたいと思い、鎌倉ドリンクプランを選択しました。

結婚式が結んだ後、最後のお見送りの際に「料理が本当に美味しかった!」「今までで一番だった!」と、お料理について嬉しい言葉をたくさん頂きました。
後日、友人から送られてきた動画を見返すと、そこには恩師の先生がしゃぶしゃぶを召し上がった時の幸せ溢れた表情がありました。
大切な皆様の幸せそうな様子を見て、このコースを選んでよかったと心から感じました。

《「Specialiteコース」の内容の詳細はこちらのブログをご覧ください。》

 

 

衣装とヘアメイクにこだわり、
当日自信を持って皆様の前に立てたこと

実は私はドレスを着ることに自信がなく、「本当に似合うのだろうか」と不安な気持ちがありました。そんな時、衣装担当の方がおすすめしてくれたのが、気になっていた二の腕が隠れ、大胆にデコルテを出すことでラインがとても綺麗に見えるドレス。そしてお花柄のドレスも「伊藤さんの雰囲気にぴったり」と言っておすすめしてくれました。

当日、「これだったら着てみたい」と希望を抱いて選んだドレスと、素敵なヘアメイクをしてもらった姿は、自分でもビックリするくらい今までの人生で一番綺麗にしてもらいました。
そして、そんな私を見て、感動して泣いてくれていた友人や職場の皆さんの姿がありました。
「自分には似合わないのではないか」「自分にお金をかけるよりも、ゲストのために」と思っていましたが、自分の衣装姿もゲストの皆様にとっては、宝物のように感じてもらえるのだと感じました。

なかなかひとりでは決められないのがお衣装。
私も、一緒に衣装合わせに来てくださった上司からの「この衣装はあなただから似合う」という言葉が大きな背中押しとなり、 勇気を持ってドレスを着る選択をしました。

衣装やヘアメイク、エステなど、普段だったら自分の美容の為にこんなお金は使う選択はしなかったと思います。でも皆様に集まっていただける大切な日にこれだという衣装を着れたことで、「綺麗だね!」と言っていただけたり、感動して泣いてくれる方までいて、ここまでやって本当に良かったと思いました。

装花のおもてなしをゲストに喜んでいただけたこと

会場装花は、1部と2部も全てお花を変えました。
来てくださるゲストの皆様をイメージしながら選んだので、結婚式当日、その装花のなかでゲストと過ごせて良かったです。

後日、彼の祖母からは、「会場装花の蕾が咲いたよ」とお手紙が届きました。お花は当日だけのものと思っていましたが、結婚式が結んだ後もゲストが写真を見返したり、持ち帰ったお花がゲストのお家で咲いたりして豊かさを与えてくれたのだと思うと、後悔のない選択をしてよかったと思っています。

【1部の会場装花】

【2部の会場装花】

 

カメラマンを2名体制にしたこと

これまでこだわって選んできたアイテム、自分たちやゲストの皆様の様子を残せるのが写真や動画。
同じシーンでも私たちの表情とゲストの表情を見逃さずに残したいと思い、カメラマン2名体制をお願いしました。

挙式中、私より先を歩き、先導してくれた父。
その時は父の後ろ姿しか見えなかったのですが、写真を見て初めて、父がこんなに泣いていたことを知りました。
学生時代、父とは口も聞けなかった時期もありました。しかし写真を通して父の涙を見た時、父がどれほど
私のことを想ってくれていたのか、そしてここまで本当に大切に育ててくれたことを強く感じました。

自分たちの様子だけではなく、かけがえのない人たちの表情を残せてよかったと心から思っています。

最後までご覧いただきありがとうございます。
ここまで、私が実際に花嫁になったときに本当にやってよかったと思うことをご紹介させていただきました。

今結婚式をご検討・ご準備されていらっしゃる方の中には、ゲストの皆様をどこまでお呼びしようか、当日のアイテムをどうやって選べばいいのかなど、悩まれることもあるかと思います。

一生に一度だからこそ妥協なく、是非おふたりに合ったご結婚式をプランニングさせていただき、一緒にお手伝いさせていただきたいと思っております。

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