【皇室御用達】藤井寛先生によるオリジナル色打掛「雲取に花輪」のコーディネート紹介

【皇室御用達】藤井寛先生によるオリジナル色打掛「雲取に花輪」のコーディネート紹介

萬屋本店の中田でございます。
本日は萬屋本店の花嫁様からご支持いただいている、オリジナル着物のコーディネートをご紹介をさせていただきます。

ご紹介する着物は、日本を代表する着物作家である藤井寛先生にお作りいただいた世界に1点のお着物でございます。
藤井先生は、富宏染工(とみひろせんこう)という京手描友禅着物の染匠で、皇室の方々にお召しいただいている事でも知られています。

藤井寛先生に、下絵から染め、仕上げまでを一貫した手仕事でプロデュースしていただきました。富宏染工ならではの匠の技が生み出すコクのある色合い、優美さの中に華やかさを表現したグラデーションが、女性を美しく輝かせます。

藤井寛先生に仕立てていただいたお着物は2点お取扱いがあり、『雲取りに鶴』と、『雲取りに花輪』をご用意しております。
それぞれの着物のご紹介については以前ご紹介したブログより詳細をご覧ください。

1作目 雲取りに鶴
オリジナル衣装の開発秘話【和装】雲取りに鶴
※仕立て工程をご紹介!ぜひご覧ください

2作目 雲取りに花輪
オリジナル衣装のご紹介【和装 第二弾】雲取りに花輪
※雲取りに花輪のデビュー時のご紹介

本日は『雲取りに花輪』のコーディネート例についてご紹介させていただきます。
色打掛のコーディネートでは、掛下との色の組み合わせ方がコーディネートをお楽しみいただけるポイントの一つでございます。

本日は【深紅】と【白】のそれぞれの掛下とその時のおすすめの小物の合わせ方をご紹介させていただきます。お衣装のコーディネートでゲストの皆様に感じていただける印象も変わりますので、その点もご一緒にご紹介できたらと思います。

コーディネート①深紅の引振袖×青小物

こちらはブランディング撮影での小物の合わせ方です。
小物は反対色の青でも、さらに深みのある群青の小物を入れております。顔周りに深紅の掛下を合せることで、凛とした美しさや結婚をする意思の強さを表現することができます。
深紅の引き振袖に大胆に絵柄があしらわれた色打掛の組み合わせで、他では稀に見る【引き振袖×色打掛】のコーディネートでございます。
引き振袖もお写真では単色のお着物に見えますが、繊細にも向かい鶴の文様を萬屋本店らしい深紅のお色味で染めております。
向かい鶴は、つがいの鶴が向き合うようになっており、鶴は一度夫婦になると一生添い遂げる唯一の動物であることから、夫婦円満の願いを込めてつくられています。

 

コーディネート②深紅の引き振袖×雲取り柄小物

先程の深紅の引き振袖×色打掛のコーディネートの小物のお色味を変えています。お着物にも描かれている雲取り柄の小物を合せているのがポイントです。雲は形を次々に変えることから、雲取り柄は良いことや新しい事が起こるきっかけを表しており、これからの夫婦の未来にたくさんの幸福が訪れますようにと願いを込めています。

コーディネート②白掛下×雲取り柄小物

白の掛下とのコーディネートでは、より柔らかい印象や新婦様の華やかさをゲストの皆様に感じていただけます。夫婦として結ばれる喜びや家庭をつくっていくあたたかな気持ちを表現しています。

発色の美しい友禅染が際立つ色打掛だからこそ、小物の合せ方一つで印象が大きく変わります。
新婦様のお顔立ちや雰囲気、どんな1日をお過ごしになられたいか等もお伺いさせていただきながらご提案させていただきます。是非お気軽にご相談くださいませ。

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