【レストラン】5月6月新メニュー「瑞々しさ」
皆様こんにちは、萬屋本店の樋口です。
いよいよ初夏を感じる、暑い日が続くようになってきましたね。
新緑から徐々に青々と色づいた木々が美しい鎌倉を、ぜひ、楽しみにいらしていただけますと嬉しいです。
さて、萬屋本店レストランでは、2ヶ月に1度テーマを決め、そのテーマに沿ったコース料理を用意しております。
ご家族やご友人にとって大切な節目の日を、このような状況下であっても大切にお過ごしいただけるよう、萬屋本店レストランは感染対策に努め、変わらず、お迎えさせていただいております。
さて、5月半ばからスタートしましたレストラン新メニューのテーマは、『瑞々しさ』です。
旬の食材を使い、初夏の訪れとともに涼しさと瑞々しさをテーマに用意しました。
【前菜】
飛魚のマリネ おかひじきとじゅんさい
瑞々しいジュレとともに
旬を迎える飛魚は栄養価高く、臭みも少なく淡白な味わい。
瑞々しいじゅんさいとおかひじきを合わせました、隠れた長茄子のコンフィがアクセントになります。
シンプルにトマトと塩だけで作ったトマトのソースや、和出汁のジュレで見た目にも味わい的にも瑞々しさを表現しました。
初夏を感じながら食べてもらいたい一品です。
【温前菜】
天龍活稚鮎のフリットとヤングコーンのサラダ
ビーツのソース
全部食べられるほのかな苦味の後味が特徴の稚鮎にヤングコーンの優しい甘さとビーツに梅の香りのソースで全体を引き締めた一皿です。
長野県の天龍川の近くで育った稚鮎は、活きたまま萬屋本店に届きます。
ご用意する直前に氷でしめ、すぐにフリットに仕上げるので、活き活きした盛り付けとともにお楽しみください。
【前菜】
筍のフランと白えび 金ごま風味
「富山湾の宝石」と称される白えびと鎌倉山の筍を使ったホッとする一皿。
筍の優しい味わいのフランに、香り豊かな金ごまの風味や白えびの食感と風味
ほっこりする出汁のあんかけにディルのアクセントが楽しい一品です。
【スープ】
新ゴボウのスープとサザエのアンサルブル
新ごぼうは「夏ごぼう」とも呼ばれ、完全に成長しきる前に若採りするので柔らかくアクが少ないのが特徴です。
少量の塩で旨味を出しながら弱火で甘みが出るまで炒めたものに、少量の生クリームと牛乳を加え、和出汁で味を整えました。
冷製にすることで、その甘味をさっぱりとお楽しみいただけます。
最初はぜひ、そのまま、何口か召し上がっていただいた後は、軽く炙ったサザエと共にお召し上がりいただくことで、ゴボウの土の香りに磯の香が加わり、絶妙なアンサンブルをお楽しみいただけます。
シェフにとっても初めての組み合わせでしたが、その絶妙な組み合わせにスタッフ一押しの一皿です！
【魚料理】
イサキのポワレ 大葉のスープ仕立てと
ホワイトアスパラガス
通年食べる事ができるイサキですが、初夏に旬を迎えるイサキは夏に産卵を迎えるため、栄養を蓄え身に脂が乗ってくることが特徴です。上質な脂と食べやすくもあり旨味のはっきりした身と磯の香りが嬉しい一皿。
玉ねぎの甘みと鶏出汁に大葉を加え、爽やかなスープと最盛期のホワイトアスパラガスの食感をお楽しみください。
【肉料理】
四万十ポーク“米豚”のロースト
キャベツのマリネとしょうゆ麹 茗荷ソース
米豚は、高知県の米どころである四万十町窪川で「仁井田米」を食べさせて育てた豚です。
脂身も甘く、柔らかい肉質が特徴の米豚の味わいに、瑞々しさがでるような焼き加減で仕上げます。
脂も食べやすいようにキャベツを添え、旬の野菜と食べて召し上がっていただくことでよりさっぱりとお楽しみいただけます。
茗荷ソースとしょうゆ麹で味のバリエーションが楽しめる一皿です。
＊3,700円コースは魚・肉料理より1品をお選びいただきます
＊5,000円コースは魚・肉料理の2品ともお召し上がりいただけます
【デザート】
・さくらんぼとピスタチオのクレームブリュレ
レモンバーベナの香り
さくらんぼと相性の良いピスタチオをつかい、カリカリのクレームブリュレにしました。
鼻から抜ける優しい香りで見た目も瑞々しいレモンバーベナのシートで風味も倍増です。
・ピーチパインとマスカルポーネのミルフィーユ バニラアイスと黒蜜
ピーチパインの収穫時期は非常に短く、２ヶ月足らずの期間しかありません。
そんな貴重なピーチパインを使い軽めのコンポートにして、マスカルポーネと合わせました。
抹茶パウダーと黒蜜で瑞々しさを演出。
甘味の中にも抹茶の苦みや、黒蜜の奥深さなど、味の変化を楽しめるデザート。
＊3,700円コースはデザートを上記より1種お選びいただきます。
＊5,000円コースはデザート2種ともお召し上がりいただけます。
ご来店の際には、手指の消毒や、検温などご協力いただくことも多く、大変恐縮ですが、
皆様が安心して過ごしていただけますよう、スタッフ一同精一杯努めてまいります。
季節を感じるホッとするような一皿一皿を、ぜひお楽しみください。
皆様のお越しを心よりお待ちしております。
