涙をこらえながら撮影するカメラマン 勅使河原のご紹介

涙をこらえながら撮影するカメラマン 勅使河原のご紹介

こんにちは。
ウェディングプランナーの砂川でございます。
先日、私が担当させていただいたご結婚式を通して、カメラマンの結婚式に対する熱く思いを強く感じさせていただく機会がございましたので、是非ご紹介させてください。

それは新郎新婦様と、当日のカメラマンさんとの会話の中にございました。
結婚式が無事にお開きとなり、すべてのお写真撮影が結ばれた瞬間、「今日一日、てっしーさんに撮ってもらえて本当に幸せでした。有難うございました!」と、満面の笑みでご新婦様が仰ってくださいました。
そんな風に仰っていただける「てっしーさん」こと、カメラマンの勅使河原(てしがわら)さん。

勅使河原さんは毎回、お打合せの前からしっかりと新郎新婦様の情報を読み込んで来てくださり、そのお客様にとってどんなお写真を残して差し上げたいかのイメージを膨らませてから、新郎新婦様とのお打合せに入ってくださいます。
そして、お打合せで得た新郎新婦様とゲストの皆様との関係性から、ご結婚式当日にはどんなシーンが生まれるかをたくさん想像し、常にアンテナを高く張りめぐらせ、カメラを構えてくださっております。
正直申し上げて、私は勅使河原さん以上にお客様の情報を細かく知ろうとするカメラマンに、これまで出会ったことがありませんでした。
そんな勅使河原さんが撮ってくれる写真は、まるでその方のご家族が撮っているように身近で自然なあたたかさがあり、撮られている方の心の移ろいまでも感じられるお写真ばかりです。

こちらのお写真はご新郎ご新婦様の親御様達の挙式前のワンシーンです。
両家のお母様がお話をされる中、せっかくだから写真を撮ってもらおうと新婦のお父様がご提案され、そのお声が掛けられる瞬間が必ず訪れると信じて、その時を待っていた勅使河原さんが撮影させていただいたお写真です。
お父様が「これから家族だから、共に手を取り合いましょう」と仰られた一枚は、家族が増える幸せや、共に支えあって行きましょうという思いを感じられる一枚になったことと思います。

たとえ結婚式に参列していなかったとしてもその時の情景が見えてきて、まるでその時の話し声まで写真の中に閉じ込めようとシャッターをきり続ける勅使河原さん。
このような素敵な方と結婚式のお手伝いが出来ることは、我々の誇りでございます。
そして、大変ありがたいことに勅使河原さんからも「これだけ新郎新婦様やゲストの皆様との関係性や思い出を事前に伺って、一組様ごとを大切に結婚式を考えている萬屋本店での撮影は思わず力が入りますし、いつもレンズ越しに涙をこらえるのに必死なんです」と仰ってくださいます。

ご結婚式から時間が経ち、何年後かに見返した時にも、写真の思い出だけでなく、その時の音や匂いまでもが甦るようなものが結婚式のお写真であって欲しいと、私は心から願っております。
だからこそ、これからも一切の妥協なく、新郎新婦様やゲストの皆様だけではなく、結婚式に関わるスタッフですら涙しそうなほど、新郎新婦様とゲストの皆様の幸せが溢れる結婚式をお届けできるように、これからも精進してまいります。

 

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