【結婚式レポート】マタニティウェディング実例 ~実りのテーマ~
こんにちは、萬屋本店コンシェルジュの樋口です。
本日は、私が去年担当させていただいたおふたりの結婚式の様子をご紹介させていただきます。
去年の7月、新郎様の誕生日に入籍をされ、そこから結婚式の準備を始めたおふたり。
その時、新婦様は妊娠5ヶ月目。
お子様がお腹にいるうちに結婚式をし、自分たちからご家族への感謝の想いをきちんと伝えたい。
と、出産前にご結婚式を挙げられました。
そこから10月の結婚式にむけ、一生懸命準備を進めてくださいました。
結婚式当日は妊娠7ヶ月、お腹も大きくなってきておりました。
お着物でも気にせずに過ごしていただけるよう、丁寧に仕度を整えお写真撮影へと迎います。
おふたりの結婚式のテーマは『実り』
将来生まれてきたお子様に、自分たちの結婚式の写真を見せた時、「ここに一緒にいたんだよと伝えたい。」と、
おふたりの間に実った命を衣装や会場装飾にモチーフとして取り入れ、
これから生まれてくる我が子への想いを込めてご準備をされてきました。
新婦様の和装姿の襟元には、南天の実をあしらった飾り襟を使い、
「実り」のテーマを身にまといました。
お腹の赤ちゃんへの想いと共に、挙式へと進んでいきます。
お子様を授かり、親になる覚悟をして、初めて気づくこと。改めて感じる両親への感謝。
その気持ちは、挙式の前に「挨拶の儀」として時間をつくり、親御様に直接お伝えしました。
挨拶の儀は花嫁様だけでなく、ご新郎様も行います。
新郎様は「うまく言葉にできないから」と、親御様へお手紙を書いてきてくださいました。
挨拶の儀を終えて、それぞれ親御様と共に挙式会場へと向かいます。
親と子として過ごす最後の時間。
これからは、自分たちが親になる。その誓いを皆様に宣言する時間。
親御様に手を引かれ入場する新婦様を、強く、温かいまなざしで見つめる新郎様の目には、
親になり、家族を創っていく覚悟が現れていました。
そしてお二人が「実り」のテーマにこだわり、考え抜いたアイテムが会場装飾でした。
お写真を撮られたときに、お腹の赤ちゃんも一緒に感じられるように。と、あえて全身が見えるソファスタイルのお席を選ばれました。
お席の周りにはたくさんの実物を飾りました。
このソファスタイルのお席にしたおかげで、お二人の結婚式の写真には、
少しふっくらとしたお腹を幸せそうに見つめるお二人やゲストの皆様の表情が沢山写っていました。
3ヶ月という短い準備期間でしたが、およそ70名様の大切な方々に
心からの感謝と、家族になるという強い覚悟、けじめを伝えられたおふたり。
今年1月に無事ご出産され、お子様の成長とともに、今度はご家族3人で萬屋本店に帰って来てくださることをお約束してくださったおふたり。
ご家族3人にお会いできることを、心より楽しみにお待ちしております。
【半年に一度】全館スタイリング×模擬挙式体験スペシャルフェア
半年に一度開催される限定特別フェア。
プランナーがこの日のために各地から探し求めた「これだ!」と思うアイテムを展示。
萬屋本店の世界観に一目惚れの方にぜひ参加いただきたいフェアです。
和装人前式の祝言(しゅうげん)の模擬挙式の他、全館を本番の披露宴さながらにコーディネート。
こだわり衣装の展示など、絶対おすすめしたいブライダルフェアです。