【和婚花嫁必見!】先輩花嫁の白無垢コーディネート実例

【和婚花嫁必見!】先輩花嫁の白無垢コーディネート実例

こんにちは。萬屋本店の阿部です。
最近人気が再熱してきた白無垢。ドレスでの結婚式が主流となった現代でも、萬屋本店では根強い人気があるスタイルです。
今日はそんな白無垢の持つ意味合いや歴史、萬屋本店の先輩花嫁様のコーディネートと共にご紹介させていただきます。

■白無垢とは
結婚式で身につける白無垢は、和装の婚礼衣装の中でも最も格式の高い正礼装とされています。

■白無垢の歴史
日本では平安時代頃から結婚式に花嫁が白い衣装を身につける習慣がありました。この白い衣装が白無垢として確立されたのは室町時代のことと謂れています。
室町時代には幕府によって礼道教育が進められ、結婚の方式が細かく決められたのです。それによって、武家の娘の婚礼衣装として白無垢が使われるようになったそうです。

■白無垢に込められた意味
白無垢には、結婚をきっかけに新しく生まれ変わるという意味があるといわれています。
かつては、武家に生まれた娘としての役割を終え、婚家の嫁として新たに生まれ変わったことの象徴として白無垢を身につけていたのです。
白は何色にでも染まる色なので、これから婚家の色に染まっていくという意味合いも込められていました。
白という色は邪気を払うとされており、神様に仕える人の衣装にも昔から白が使われてきました。
神聖な儀式に臨むにあたっての衣装として、花嫁衣装には現在でも白が使われています。また、婚礼衣装の白には純潔という意味もあります。

《婚家の嫁になり、相手の家に入る》という感覚は薄れつつある現代から考えると、白無垢に込められた意味は少し大げさかもしれません。
結婚することで、新たな両家のつながりが生まれたり、互いの大切な人達を紹介し合うことで、夫婦にとって大切な人が増える機会でもあると思います。
白無垢を身につけることで、「今までの感謝を胸に、新たな気持ちでこれからの人生歩む。」そんなイメージがしっくりくる白無垢。
結婚式で身に纏う衣装は、結婚式に向き合う気持ちも整えてくれるもの。是非お衣装選びをされる際は、その衣装の持つ意味にも注目してみてください。

■萬屋本店先輩花嫁様の白無垢コーディネート紹介
ここからは、萬屋本店で実際に結婚式を挙げられた先輩花嫁様の白無垢コーディネートをご紹介します。

《白無垢×白掛下》&《地毛日本髪×角隠し》
白無垢は、白一色でコーディネートされるのが本来のスタイル。
昔ながらの古典的な白一色のスタイリングは、どこか神聖さを感じるような特別なオーラを放ちます。
地毛から結い上げた日本髪と角隠しのお支度も、節目の日に相応しい凛とした美しさを感じさせてくれます。

《白無垢×松柄白掛下》&《洋髪×綿帽子》
金色の松の柄行が印象的な白掛下に、柔らかな風合いの鶴の刺繍が施された白無垢の組み合わせ。
とてもモダンでスタイリッシュなコーディネートです。
日本髪ではなく洋髪でも綿帽子をかぶることができるので、ご希望の花嫁様はメイクリハーサルの際にご相談ください。

《白無垢×引き振袖》&《洋髪×綿帽子》
近年では色柄の入った刺繍が施されたものや、色付きの掛下、引き振袖などと組み合わせるスタイリッシュなコーディネートも増えてきました。
萬屋本店では引き振袖に白無垢を羽織り、お色直しで引き振袖をお披露目するコーディネートが人気。
大正ロマン漂う粋なコーディネートに、ゲストの皆様からも歓声が上がります。
『白無垢』と一口に言っても、様々なコーディネートが叶います。
和装は、着物と帯や小物の組み合わせでガラッと印象が変わるので、コーディネートの幅が広いのも魅力の一つ。ご自身のイメージや伝えたい想いに合わせて、その方に合ったコーディネートをご提案させていただきます。

 

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