【2023年1月6日NEW OPEN!】Daiyuが手掛ける、鎌倉の花嫁和装セレクトショップ「ごふく」
こんにちは。萬屋本店の山中です。
今回は、萬屋本店を運営する「株式会社Daiyu」と、1895年呉服店より創業し日本全国にドレスショップを展開、萬屋本店専属衣装店「Authentique鎌倉店」を運営する老舗衣装店「株式会社渕上ファインズ」のコラボによってオープンする、花嫁和装セレクトショップ『ごふく』の情報をリリースいたします。
2023年1月6日(金) NEW OPEN
花嫁和装セレクトショップ
『ごふく』
— concept —
美しいから着るのではない。
美しくなる為に纏う。
そんな一着に出会う場所。
萬屋本店が立ち上がって7年目、今では萬屋本店instagramで発信をしている和装コーディネートを全国の花嫁さんが参考にされていたり、実際に「萬屋本店の衣装をレンタルしたい!」といったお問い合わせを多数いただくようになりました。
このような花嫁さんからの反響がきっかけとなり、今年、株式会社Daiyuがトータルコーディネートを手掛ける「花嫁和装セレクトショップ」のプロジェクトが始動。
2023年1月6日(金)、鎌倉駅徒歩5分の若宮大路通り沿いに、日本全国の花嫁さんならどなたでもお越しいただけるショップ『ごふく』をオープンいたします。
店舗にて衣装の展示、試着、レンタルを行う他、『ごふく』でご提案する衣装は全国の渕上ファインズの店舗で取り寄せ、レンタルすることも可能です。
「再生」「継承」「誕生」をコンセプトに、日本全国から集めた花嫁和装をここだけにしかないスタイリングでご提案いたします。
価値のある着物が現代に蘇る。
リブランディングを強みとする
Daiyuが生んだ花嫁和装セレクトショップ。
Daiyuでは流行りやトレンドに合わせて次々と目新しいものを生み出すことより、萬屋本店という場所をはじめ、古くからある価値のあるモノが、現代に息を吹き返すようなリブランディングを得意としています。
「萬屋本店」の和装スタイリングもその一つ。
萬屋本店の衣装を担っている「株式会社渕上ファインズ」は、もともと1895年に呉服店として創業し、日本独自の伝統技術で仕立てられた着物や一点物を先代から受け継いで所有していました。しかし、時代の移り変わりと共に花嫁衣裳の商品メインはドレスへと移行していき、その流れで貴重な着物たちも店舗の奥で眠ったままの状態となっていました。
そんな着物たちを蘇らせたのが、Daiyu代表・デザイナーの宮腰による「スタイリング提案」です。
着物単体だけを見ると現代に合わなかったり、どう着こなせばいいのか分からないものも、帯や小物、飾り襟の組み合わせでトータルコーディネートをすることで、見せ方を変えます。現代のインクジェット方式の大量生産された着物には出せない、一点物の美しさ・迫力・佇まいをそのまま活かしながらも、「和装はこうしなきゃいけない」という従来の慣習に捉われないスタイルを提案しました。
宮腰のスタイリングのポイントは遊び心をベースに、とにかく飾りすぎないこと。主役を決めたら、そこから余計なものを引き、脇役として主役をどう引き立たせるかといった考え方で、全体をトータルでみたときの「洗練されたバランス」を生み出しています。
《着物自体をそのまま活かし、主役を引き立てるスタイリングをする代表・デザイナーの宮腰》
《「ごふく」プロジェクトを進める、萬屋本店ゼネラルマネージャー水間》
《ウェディング業界の方からは、萬屋本店が出来てから「和婚」を打ち出す会場さんが増えたというお声もいただくことも》
萬屋本店立ち上げ当時は、ただただ「素敵な和装を花嫁さんにお届けしたい」という一心で、知恵を絞って取り組んだことでしたが、それは結果として「和装って何だか古臭い」という概念を覆し、「洗練された、現代の花嫁にも支持される和装」へと和婚自体のイメージを変えることにも繋がりました。
そして今、和装コーディネートを必要としている全国の花嫁様のために、何か出来たらと『ごふく』がオープンする運びとなりました。
株式会社渕上ファインズさんの本物の着物のラインナップ×株式会社Daiyuのスタイリングで、全国の花嫁様のお役に立てたら幸いです。
『ごふく』でしか取り扱えない着物を活かす。
和装トータルコーディネート
『ごふく』では、着物と小物のスタイリングを全てトータルコーディネートした状態でお客様にお届けします。コーディネートをする宮腰は、その着物本来の持つ味を活かしながら、「これだ!」という組み合わせを何百通りの中から決めていきます。
《今はもうなかなか見ることのない年代物の柄・色合い。そんな「ここでしか扱えない一点物」の魅力を最大限引き出します。》
《可憐な赤の引き振袖の差し色に入れたのは、青の帯揚げ。晴れの日に合うよう、全体の品の良さは大切にしながら、遊び心やインパクトを持たせるのが宮腰流のスタイリングです》
《着こなすのが難しい鮮やかな緑色の引き振袖も、柔らかく淡い色の色打掛を合わせることで調和。上品な紫が全体を格上げします。》
色合わせの基本などは意識しながらも、「普通、この組み合わせはしないよね?」というスタイルも試してみるのが宮腰。
まるでライブパフォーマンスで作品をつくっていくようなコーディネートの時間でした。
日本の伝統技法である「疋田絞り」
『ごふく』のために誕生した、匠の一着。
今回の『ごふく』プロジェクトでは、宮腰や水間が名古屋へ行き、特別にオーダーした着物も登場します。萬屋本店でも人気の衣装を手掛けている「藤娘きぬたやさん」に、新しい一着をお願いしました。
75年続くきぬたやさんの中でも婚礼の取引は初めてだそう。
40年、作家さんとして活躍されている匠から「宮腰さんが選ぶ生地、色味、裏地、模様が斬新で新鮮でした。楽しかったです」というお言葉をいただきました。
《気の遠くなるような細やかな手作業によって作られています》
《日本でも数少ない職人さんしか手掛けることのできない、とても希少な疋田絞り》
《完成した鹿の子絞りの黒の色打掛。ぜひ店頭にてご覧ください》
現在、ショップの内装工事も無事に進み、着々とOPENへの準備を進めている最中です。
宮腰、水間がメインで進めておりますが、『ごふく』オープン後は萬屋本店スタッフも日替わりで店頭に立つ予定です。
喜んでいただけるよう精一杯準備をしておりますので、皆様のご来店、心よりお待ちしております!
2023年1月6日(金)NEW OPEN
◆ごふくinformation◆
住所:神奈川県鎌倉市雪ノ下1-9-22 三河屋ビル1F
最寄り駅:「鎌倉駅」より徒歩5分
営業時間:11:00-16:00
定休日:火・水曜日
※1月の営業は状況に応じて変動する可能性がございます。
詳しくは下記、instagramアカウントのDMにてお問い合わせください。
『ごふく』instagramはこちら