【ウェディングプランナーの結婚式】同期プランナーが手掛けたスタッフ伊藤の結婚式

こんにちは、萬屋本店の三澤でございます。
先日2022年5月22日、弊社スタッフである伊藤が萬屋本店で結婚式を挙げました！

《花嫁姿の弊社スタッフ伊藤》

そして、おふたりの結婚式を、伊藤とは同期である私、三澤がプランナーとして担当させていただきました。

《左から新郎様、同期であるプランナーの私三澤、伊藤》

時には支え合い、時には切磋琢磨してきた私にとっても大切な人であり、日頃からご家族のことや、結婚に至るまでのおふたりのこともずっと聞いてきたため、こうして結婚式当日を無事に迎えられたことを自分事のように嬉しく思います。
ウェディングプランナー伊藤が花嫁になった結婚式当日を、私からレポートさせていただきます。

『色彩～シキイロドリ～』

家族、親族、会社の方々、ご友人と、これまで多くの皆様の愛情を受け、育んでいただいたことを感じているおふたり。
そんなおふたりが結婚式で一番大切にしたのが「支えてくれた皆様への感謝を伝えること」。
ゲスト110名様を挙式・披露宴を「１部・２部」という形式で分けて、ご招待しました。
1部には自分たちの人生で根源となった方たち、2部には大人になってから出会い人生をより豊かにしてくれた方たちを中心にお招きいたしました。

●ファーストミート
新婦伊藤は、新郎様にはご結婚式当日までシークレットで、花嫁衣裳を準備していたのですが、新郎様が秘かに思っていた「自分の結婚式では奥さんに白無垢を着て欲しい」という希望を叶えることにいたしました。
花嫁支度を整え初めて姿を見せると、新郎様は想像を超える美しさ、今日夫婦になるんだという想いに思わず涙を流されました。
伊藤も、まさかそんな反応をすると思っていなかった新郎様の涙に、自分が大切にされていることを感じた瞬間です。この瞬間は、ふたりにとって一生忘れることのできない大切な思い出になりました。

●挨拶の儀
幼少期の頃は、ご両親に対してなかなか素直になれなかったこともあった新婦。
「お父さんとお母さんの子供に生まれて、良かった」という言葉を、しっかりと自分の言葉で伝えられる時間になりました。
大切に育ててきた娘からの言葉に、お父様の熱い想いもこみ上げます。

●挙式：祝言　－引き渡しの儀－
お父様、お母様と共に入場した新婦を、新郎様へ引き渡す儀。
「娘を幸せにしてください」という想いを込められ、新郎様と固い握手を交わします。そんなやりとりを、新婦様の手を握りながらそっと見守るお母様の姿もありました。

●披露宴：1部
1部挙式・披露宴には、自分たちの原点をつくってくれた、ご家族ご親族様、会社の方々や学生時代の恩師の先生などにご列席いただきました。

挨拶、祝辞、ゲスト紹介、中座スピーチを通し、おふたりからは皆さんへ感謝の気持ちを、ゲストからはおふたりへの祝福を。あたたかな思いや言葉がたくさん交差した時間でした。

お世話になってこられた時代や年代は異なっても、いつも自分の成長や人生の幸せを本気で願い、関わってきてくださった方々。
ゲストの皆様にとっても、おふたりが成長した姿、幸せな姿を見るのが何よりも嬉しい時間となりました。

●結婚報告会・披露宴：2部
2部ではご友人や大人になってから出会われ、人生により彩りを添えてくれた方を招待した、結婚報告会・披露宴を行いました。
結婚報告会ではゲストの方にも参加していただき、おふたりの未来へ向けたメッセージを読み上げていただき、「お互いを尊重する心を大切にしてほしい」「二人らしく笑顔いっぱいでいてほしい」など、おふたりを想う言葉をたくさんいただきました。

披露宴は肩肘張らず、リラックスした雰囲気のもと「これからもよろしくね！」「久々に会えて嬉しい！」といったおふたりへの言葉が飛び交い、華やかな時間になりました。

●担当プランナーとして感じた結婚式のパワー
ここ数年は、新型コロナウイルスの影響により、実家への帰省や親族同士の集まりすら難しいという方も多く、結婚式に対しては実施を躊躇される方も多いのが現実です。伊藤や新郎様自身も「結婚式に来てくれるだろうか」という葛藤も少なからずあったのですが、当日は110名様もの方がおふたりのために駆けつけてくれました。

久しぶりに顔を合わせることで、自分たちの幸せを願ってくれる人がこんなにもたくさんいることを感じることができたり、自分の大切な人同士での新たな繋がりが生まれたり、このことは「大切な人が一堂に介する」という場でしか起こせないことだと思います。改めて私自身も結婚式でしか起こせないことがある、結婚式の力はすごい、と感じた一日でした。