結婚式を通して深まる家族の結びつき

こんにちは。萬屋本店の砂川です。
昨年の2月にご結婚を挙げられたおふたりより、心温まるお手紙をいただきましたのでご紹介させていただきます。

おふたりはとても仲良しで、お打合わせではいつも笑い声で溢れていました。何かご決定される時も常にご一緒にご相談され、お気持ちをちゃんとお伝えいただける真っすぐなおふたり。その一方で、お互いを気を遣われ過ぎたり、親御様のことを多くはお話しされない新郎様のお姿もありました。

～ご結婚式1年後の新郎新婦様からのお手紙～

「自分たちの人生の節目として結婚式を開催したい」と臨んだ萬屋さんでの結婚式を終えて1年が経ちました。振り返ってみると、結婚式を開催する前に比べて、予想を超える多くの変化がありました。その中でも、特に大きな変化をお伝えします。

【ご夫婦の結びつき】
まずは、夫婦としてお互いしっかりと向き合えるようになったこと。今までは、一緒にいて楽しかったのは確かですが、お互いの胸の内までしっかり話し合うことができなかったり、どこかで分かり合えない部分があることを感じていました。しかし、萬屋本店さんで結婚式の準備をする中で、お互いの人生や家族との関係や想い、今後の将来のことについてしっかり話し合うようになりました。

そして、当日に多くの祝福を受ける中で結婚式を挙げて、お互いの心の距離がより近づいた気がします。今では、楽しいことばかりではなく、辛いことも分かち合い、お互いに支え合う、本当の意味での家族になることができたと思います。

【親子様の結びつき】
次に親子仲について。夫は小さい頃から苦労をかけたご両親に心から感謝しているのに、素直になれなくて、長年感謝の言葉を伝えられないままでした。だからこそ、挨拶の儀で感謝を伝えるために両親への手紙を書くことを決めていたのですが、なかなか書けないもどかしい日々が続き、結局、挙式前日の深夜遅くまで10枚以上にわたる手紙を書いたようです。そして、当日は涙を流しながらその手紙を読みました。そのような彼の姿に、彼のご両親は本当に心を打たれたそうです。その後、夫によると、以前よりも両親との距離がぐっと縮まり嬉しかったそうです。また、夫のご両親も「心に残る本当に良い結婚式だった」と今でも話してくださいます。

【ご両家の結びつき】
最後に、家族同士が仲良くなったこと。結婚式を通して、お互いの両親が仲良くなったことは予想外の大きな出来事でした。例えば、母親同士は同世代ということもありますが、何気ないことで連絡を取り合ったり、困ったことがあったら相談し合うなど、友達のような関係になっています。

また、双方の父親はアウトドアが好きで、今では私たち夫婦と双方の父親の４人で定期的に山登りに出かけています。夫婦間や親子間に限らず、家族間での絆が深まったのは本当に嬉しかったですし、家族が結びつく本来の意味での「結婚」というものを実感しました。

～担当プランーより～
ご結婚式はゴールでなく家族を創りあげていくスタートです、とよくお客様にお伝えさせていただきますが、ご夫婦、親子様、ご両家のご関係性が、ご結婚式後にこうして育まれることこそ、ご結婚式を挙げる大切な意味だと改めて教えていただきました。ご結婚式から1年後、5年後、10年後と、節目節目ごとに、ご夫婦、親子様、ご両家の結びつきを振り返れることはとても幸せなことです。そんな家族の結びつきが深まる人生を送っていただけますように、これからもお一組様お一組様に、丁寧で熱く関わらせていただければと思います。