早くに結婚式をした元プランナーが「今、結婚式を挙げてほしい」と思う理由

早くに結婚式をした元プランナーが「今、結婚式を挙げてほしい」と思う理由

こんにちは。
結婚と子育て機に、在宅ワークをしている大塚です。

20代はウェディングプランナーをしていて、30歳で結婚をしました。

先日、ミーティングの際、「20代のお客様から、結婚式を挙げようと思っていたけれど、コロナの影響もあり今、結婚式を挙げる理由が見つかりません」という相談を受けた話を聞きました。その話を受けたプランナーは20代。

私が、すぐに伝えたのは、「20代で若いからこそ、結婚式はやったほうがいい。なぜなら、親御様もおじいちゃんもおばあちゃんもまだ若い。結婚式にみんなが来てくれて、幸せな時間を一緒に過ごすことができる。結婚式の後は、祖父母様、親戚全員写真を見て、ビデオを見て、一緒に楽しむことができる。
その時間は本当に貴重なんだよ。」という話でした。

個人的な話になりますが
「20代のお客様へ伝えたい、今結婚式を挙げてほしい」と強く伝えたい理由をお話できたらと思います。
実は、私が結婚を決め、結婚式を挙げて、約1年後。父の病気がわかり、そこから約1年後に他界してしまいました。まだ56歳でした。
人生には、「まさか」といことが起きることを知りました。

父が亡くなってしまったことは本当に悲しい事実ですが、それでも私は結婚式で、父とバージンロードを歩けたこと。
結婚式の中で父と夫がしっかりと握手を交わしたこと。
両親に手紙で初めて感謝を伝えられたこと。結婚式で初めて父の想いを聞けたこと。
結婚式を挙げたからこそ感じることのできた、「幸せな時間」が本当によかった。と今でも思えています。

写真やビデオを振り返ると、嬉しそうに笑う父がいて。
今では病気で介護を必要としている状況の祖母も、
当時は元気で、映像に声がしっかりと残っていて。
今では叶えることが出来ない分、奇跡のように思えるんです。

ちなみに、結婚式で撮影したこの写真を父の遺影とし、仏壇に手を合わせるたび、あの幸せな時間を思い出します。

我が家は、3人兄妹で、私の後に兄、妹が結婚をしましたが、家族か全員揃った結婚式は私だけなんです。
妹も、父に花嫁衣裳を見せたかった。という心残りがあります。

今の情勢を思うと、結婚式を開催することを悩まれることもおありかと思いますが、
それでも、今大切な家族みんなが元気でいてくれること。というのは、永遠ではない。
という事実です。私たちの1年3年と、両親、祖父母の1年3年は違うと感じます。

私がこのブログを読まれている皆様より歳を重ねているからこそ、お伝えできるのではないかと思い、綴らせていただきました。

ご高齢の祖父母様をお招きしての開催は悩まれることもおありと思いますが、ぜひ一度ご相談いただき、お二人にとってのベストを一緒に考えさせていただけたらと思います。
少しでもお悩みになることがありましたら、一緒に解決の糸口を見つけるご提案をさせていただければと思います。

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