【挙式プラン実例】挙式と写真で記憶に残す
こんにちは。
萬屋本店の千葉でございます。
コロナウイルスの影響が少しづつ緩和されてきたように思えますが
現在でも、お住まいの地域やお仕事柄によっては結婚式の開催を悩まれている方もいらっしゃるようです。
特に、親御様が遠方にお住まいの場合ですと、関東に来てもらうということに心配の種があるという考えもあるのかもしれません。
本日ご紹介させていただくご夫婦は、まさにそのようなお気持ちを抱えながら、どうしたらよいのか迷いながらご見学にお越しいただいたおふたりでした。
ご結婚式を悩まれている方には、少しでも参考にしていただけたらと思ってご紹介させていただきます。
これまでの人生を振り返ると大切な友人はたくさんいて、本当は結婚式を挙げ、披露宴にも参列してもらって、これまでの感謝をお伝えしたい。
でも、まだコロナウイルスの影響から全員をお招きすることは懸念があるし、そもそもお遠方に住むご新郎様のご両親がこちらに来ること自体が難しい状況がありました。
一方でご新婦様はご家族が近くに住んでいて、娘として幸せになった姿を両親に見てもらいたいというお気持ちもあり、ご新郎様もそのお気持ちを叶えてあげたいという強い意志もございました。
そして、何よりも夫婦として歩み始めるために、ずっと分かち合える思い出や記録に残るものを大事にしたいというお気持ちがございました。
そのおふたりのご状況を理解したうえで、何か萬屋本店としてお手伝いできるものはないかという思いから、おふたりのご夫婦としての節目作りのための挙式を執り行い、その後に写真撮影で記録に残していく時間をご提案させていただきました。
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挙式ではご夫婦としておふたりが歩んでいくための誓いとして、盃を酌み交わします。
ご新郎様の親御様にはオンラインでおつなぎさせていただき、その姿を見守っていただき、画面越しの親御様に向けて、ご新郎様からのお手紙と記念品をご紹介する際には、画面越しの親御様も涙を浮かべる時間となりました。
ご新婦様の親御様とご兄弟にはご参列いただき、おふたりの門出を祝福していただきました。
通常、ご披露宴の結びでお読みいただく花嫁の手紙朗読も、挙式の結びでお読みいただき、感謝の思いをお伝えいただく時間とさせていただきました。
また、両家のつながりを記念品として形に現した器は、花嫁衣裳の赤い色味で作成したものをご新婦家にお贈りし、ご新郎家にはお手紙とともに後日、ご郵送という形でお贈りさせていただきました。
きっと、お写真だけという選択をされていたら、親御様が涙をされる姿も、改めて感謝を申し伝えることもなかったと思います。
挙式の結び後に、新郎様からいただいた言葉が「どんな形であっても、挙式を行うことが出来て本当に良かったです」という真っすぐなお気持ちでした。
この時間がご夫婦にとっての節目となり、大切な親御様やとなればと願っております。
想いを届けた後には、おふたりが何年先も分かち合える記憶としてのお写真撮影の時間。
お選びいただいたウェディングドレスは、衣装合わせの前からお写真で見て憧れを持たれていたドレスになります。
そのお姿で、撮影の開始前にお互いに宛てたお手紙を交換し、これからどんな夫婦として歩んでいきたいのか、お気持ちを届け合う時間を設けました。
相手の気持ちを改めて知ることで、表情豊かなお写真を残すことが出来たと思います。
お写真だけで結婚式の思い出を残すという選択も、もちろん素敵なことです。
ただ、その中でお互いの思いを知る機会や、親御様やご家族様に対しての気持ちを届ける時間があることは、その先の人生において大切なことなのではないかと思います。
少しづつ、結婚式を挙げやすい世の中に戻ってきてはおりますが、それでも、大切なことはコロナ禍の前も後も変わらないと私たちは考えております。
もし写真だけで、と悩まれている方には、この様な選択もあることを知っていただけたら嬉しいです。