スタッフしか知らない結婚式裏側の感動シーン

スタッフしか知らない結婚式裏側の感動シーン

皆さんこんにちは。
萬屋本店ウエディングプランナーの千葉でございます。

今回はカメラマンやビデオカメラマンの2名体制について、ご紹介をさせていただきたいと思います。
通常でしたら、撮影スタッフは1名づついれば十分と感じられるかもしれませんが、実はご結婚式の中では、1名ではどうしても撮りきることの出来ないシーンがございます。
それは私たちスタッフしか見ることの出来ない結婚式の裏側になることが多く、また、そんな瞬間にこそ感動のシーンがたくさん詰まっているのが結婚式です。
それがどのようなシーンなのかを本日は少し、ご紹介させていただきます。

ご披露宴の再入場のシーン。
閉じられたカーテンの向こうには、花嫁姿を今か今かと待ち望むゲストと、一足先に入場をしたご新郎様が待っています。
ドレス姿に身を包んだご新婦様とご新婦のお父様が腕を組んで、入場のスタンバイをしている瞬間です。

あるお父様は照れくさくて、でも嬉しくて、いつも以上に口数が増えて陽気に振舞っていらっしゃいます。
うっすらと目に涙を浮かべながら、「おめでとう」の一言を娘に掛けるお父様もいらっしゃいます。
中には、娘の晴れ姿を見ることもできず、ジッと正面だけを見つめているお父様は、奥歯を噛み締めながら、たくさんの感情を必死に抑えていることと思います。

そんなお父様と腕を組んだ思い出は、ご新婦様にとっては幼かったころの遠い記憶かもしれません。
大好きだったお父さん。
でも成長とともに少しづつ距離を置くようになってしまって、いつしか言葉を交わすことも少なくなった。
社会に出てから、改めて家庭を守ってきてくれたお父さんの苦労を知ったけど、素直に感謝を伝えることもしてこなかった。

ご新婦様とお父様のおふたりだけの時間には、おふたりにしか分からないたくさんの思いがあるのだと思います。
その時のご新婦様とお父様のご様子を見守るだけで、私たちスタッフは胸が熱くなります。

このようなシーンが誕生している瞬間を、私たちは一生の記憶へと残していただきたいと思っております。
結婚式の後、アルバムや映像を見返す度にを、その時の気持ちを思うことで、親御様へご連絡をするきっかけが生まれるかもしれません。
将来、お子様が誕生して新郎新婦様が親になった時に、ご自身の子供を思う親の気持ちをこのシーンの記憶から、思い返していただけるかもしれません。

ご結婚式のご準備の中では、カメラマンや映像のお打合せもございます。
その時にどんなシーンを記録として残していくかを考えた時に、おふたりだけでは思い描くことの出来ないシーンもたくさんございます。
その為にも、担当プランナーやカメラマンのお打合せの際には、私たちだからこそ知っている感動シーンなどもお伝えさせていただきながら進めていきたいと思っております。
結婚式の価値を、その先の未来に向けて最大限感じていただけるようなご案内を新郎新婦様に届けられたらと思います。

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