【花嫁の手紙朗読はやるべき?】プランナーの立場から見て思うこと。

【花嫁の手紙朗読はやるべき?】プランナーの立場から見て思うこと。

皆さんこんにちは。
萬屋本店ウェディングプランナーの千葉でございます。

本日は「花嫁の手紙朗読」という時間についてブログに綴りたいと思います。
何故このテーマかと言いますと、お打合せ際にご新婦様より「花嫁の手紙って読まないといけないものでしょうか?」というご質問を度々いただくからです。
私自身、女の子を持つ父親ですので、是非とも読んでいただきたいという気持ちが本心にはございますが、実際に読み上げるご新婦様のお気持ちとはどういったものなのでしょうか?

照れくさいし、絶対に泣いてしまうから読みたくない。
そもそも人前で伝えなくても、事前に手紙を渡せば同じではないか?
たくさんのゲストに来てもらっている大切な時間を、個人的な時間にするのが申し訳ない。

「花嫁の手紙朗読」をやりたくないご新婦様のご理由は、この様なご意見が多いと感じます。

確かに、どのご意見もおっしゃられる通りだと思います。
自分の為とか、親御様への感謝という点では、たくさんのゲストの前でわざわざ行わなくても、事前に手紙をお渡しするだけで十分にお気持ちは伝えられると感じます。

それでは、友人として参列する場合のゲストの目線から考えると、どうでしょうか?
ご披露宴に参列した際に、花嫁の手紙という時間は感動するという方も多いのではないでしょうか?
それは決して、お涙頂戴の時間というわけではないと感じます。

あの「花嫁の手紙朗読」という時間は、自分の大切な友人の、これまで知らなかった親御様との歩みを知ることが出来る機会であり、自分の大切な友人の新たな一面が垣間見られ、よりその友人の事を大切に思える時間に感じます。

以前、私が担当させていただいたご新婦様もこうおっしゃっておりました。
「私は普段、友達の前では涙とか見せたことがないから、手紙の時に泣いている姿を見て、きっとみんな驚くと思うんです。でも大事な友達に、そんな自分を知ってもらえる機会なんてないからこそ、ちゃんと読みたいと思います。そんな時間を通して、もっと私という人間を知ってもらって、これまで以上に深い関係になれたら嬉しいです。」

自分の大切な人が結婚をして、夫婦として歩み始める始まりのその日は、まるで自分の事の様に幸せな気持ちに溢れます。
その大切な人が、親御様に対して真剣に思いを伝える瞬間は、やっぱり素敵な時間だと思います。

ご新婦様の事を大切に思っている人しかいない時間だから、安心して、少しの勇気を出して、「花嫁の手紙」を読んでみてはいかがでしょうか?

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