ウェディングプランナー千葉が思うこと「それでも結婚式をしていただきたい」

ウェディングプランナー千葉が思うこと「それでも結婚式をしていただきたい」

こんにちは。
萬屋本店ウェディングプランナーの千葉でございます。

年が明け、1月7日に一都三県に向けて、新たに緊急事態宣言が発出されました。
この三連休にご結婚式を控えられていらっしゃるご新郎ご新婦様やそのご家族ご親族の皆様、そしておふたりの晴れ姿を楽しみにされていらっしゃったご友人ご来賓の皆様におかれましては、開催をどうするべきか、参列しても良いものなのか、本当に頭を悩ませる日々であったと思います。

あるご新郎ご新婦様は、急遽、ご結婚式をご親族のみに変更し開催を行いました。それも苦渋のご決断であったことと存じます。

しかし、そんなご新郎ご新婦様のためにと、ご参加予定であったご友人様から萬屋本店宛にお電話が入りました。
「結婚式には参列が出来なくなったのですが、今、友人に声を掛けてビデオレターを作っています!どうにか流す方法なないでしょうか?」というご連絡でございました。
そのご連絡をいただいたのはご結婚式の三日前の出来事でしたが、ご新郎ご新婦を祝福しようと願うご友人の皆様の気持ちに、涙が出るほど感動致しました。
ただ、間に合うかどうかわからないですし、実際にデータが届いても、何かのデータの不具合で上映確認が出来ない可能性もございましたが、そのご友人様は一晩で仲間内の皆様に声を掛けてメッセージを集め、編集してからDVDに焼き込み、翌日、速達で送りましたとの連絡をいただきました。
ご結婚式本番の前日の夕方に到着したDVDを上映確認できた時は、大きな安心と、ご新郎ご新婦様との友情の深さを犇々と感じさせていただけるものでした。

また、あるご新郎ご新婦様は結婚式を諦めようとお考えになられた時に、「どんな状況でも必ず駆けつけるから!」というご友人たちのたくさんの言葉に励まされ、ご結婚式の開催をご決断されました。アクリルパネルやフェイスシールド、トークシールドなど、様々な対策を取りながらのお時間でございましたが、ご新郎様は「ご結婚式を開催できたことで改めて、大切な人たちの存在に気付くことが出来たし、こんな状況下でも支えてくれて駆けつけてくれる友人がいる自分の人生は幸せです、結婚式を挙げて本当に良かったです」とお話をしてくださりました。

きっと、ご結婚式をご検討されていおられる日本中のご新郎ご新婦様が、ご結婚式の開催についてご不安なお気持ちをお持ちの事かと存じます。
このタイミングでご結婚式を挙げた方がいいということも、無責任なことにも感じますが、この三連休に間にご結婚式のお手伝いをさせていただいて感じたことは、ご結婚式に参列された皆様はもちろんですが、参列できなかったとしても、ご新郎ご新婦様の幸せをただただ願い、その日を過ごしていらっしゃたご友人たちがいらっしゃったということです。
そして、ご結婚式のご準備当初に思い描かれていた結婚式とは、大きく形式を変更しなければならなくなった今の時代ですが、それでも、どんな結婚式でも必ずそこには幸せがあるということです。

様々な結婚式場がそれぞれに、ご新郎ご新婦様にとってベストだと考えられる対策や措置を、早急に取りまとめている状況かと思いますので、ご結婚式を挙げる事だけはどうか、諦めないでいただきたいと切に願いますし、私たちはご結婚式をお考えになられているご新郎ご新婦様の一番の応援団でありたいと思います。

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