結婚式後に新郎のお母様から届いたメッセージ

結婚式後に新郎のお母様から届いたメッセージ

皆様こんにちは。
萬屋本店ウェディングプランナーの千葉でございます。

10月も気付けばあとわずかとなり、月日の流れの速さには驚かずにはいられないですね。
穏やかな気候が続く中で、萬屋本店では有難いことに日々、ご結婚式のお手伝いをさせていただいております。

その中で、以前にご結婚式をお手伝いさせていただいたご新郎様のお母様より、結婚式の後に感じたご感想を、わざわざメールでいただく機会がございました。
生まれ育った地元を出られてから親御様とも離れて暮らす中で、たくさんの心配をかけたこともあり、今の二人の姿を見ていただくことや、今どんな人たちに囲まれて日々を過ごしているのかを知っていただくことが、親御様への安心につながるのではないかとお考えになられ、ご結婚式を挙げようと思われたご新婦様と、そのお気持ちを叶えてあげたいというご新婦様想いのご新郎様の結婚式でした。

そんなお二人がご準備を重ね、結婚式という一日を過ごされるにあたり、親御様の目線ではどのように感じていらっしゃったのかを垣間見ることができる内容に、お子様を想う親心を改めて知り、心が温かくなりました。
今現在、ご結婚式を挙げようかどうか、お迷いの方も多くいらっしゃるかと思いますので、そんな方に是非お読みいただきたいと思い、この場を借りて親御様のメッセージをご紹介させていただきます。

■新郎お母様からのメッセージ
『この度は素晴らしい結婚式、披露宴を演出してくださり有難うございました。
息子と彼女が結婚に至るまでは決して順調に進んでいたわけではありませんでした。
入籍時にも結婚式はやらないと言っていたので、息子から突然「やっぱりやることにした」と聞いたときは少し驚きました。』

『でも、「彼女のために結婚式くらいしてあげたい」と照れたような声で話す息子が微笑ましく感じたことを憶えています。
また、そのような話を身内にすると、息子のおばあちゃんをはじめ親族の皆がとても喜んでくれ、結婚式を楽しみにしておりました。

当日は、最寄りの駅から会場へ歩いていきましたが、いわゆる結婚式場らしい外観の建物が見当たらず、一瞬通り過ぎそうになった時にスタッフの方が声をかけていただきました。そこにあった建物は「和」そのもので、大きな暖簾をくぐって一歩中に入ると大正時代にタイムスリップしたようでした。』

『急な階段、狭い廊下、畳の控室、明るすぎない照明。
どこか懐かしさを感じる雰囲気でありながら、日常とは離れた特別な世界に潜り込んだような感覚を覚えました。』

『私たちがドリンクを飲みながら待っている時間や衣装の準備をしている裏では、おそらくスタッフの方々が大忙しで準備に追われていたと思いますが、そんな慌ただしさを全く感じることなく、静かにゆったりと時間が流れていきました。』

『酒蔵だったという挙式会場やレストランでもある披露宴会場は素晴らしいものでした。
それぞれの会場ならではの演出、円滑で丁寧な式の進行、見た目も美しく美味しい料理。
どれひとつとっても手抜きの無い、プロの仕事は本当に気持ちがいいと感じました。』

結婚式は、新郎新婦様にとって大切な節目であり、新郎新婦様が結婚式を挙げて良かったと感じていただけるのは当然の事だと思います。
新郎新婦様以上に、おふたりの結婚式を楽しみにされていらっしゃる方がいるという事を私たちは大事にしたいですし、そのお気持ちをどれだけ最大化できるかは、過ごし方によって大きく変わってくるものだと思います。

親御様が余計なお気を使わなくて済むように、お気持ちを察して事前に準備をして、お声がけをさせていただくこと。
ゲストの皆様が新郎新婦様の幸せだけに集中できるように、気付かれないくらいの目配り心配りを大切にする事。
そのことをルール化するのではなく、結婚式をお手伝いするスタッフ一人ひとりが目の前のお客様の事を思って、マニュアルではない心を届ける事。

この様なメッセージをわざわざ伝えていただけることが、萬屋本店として大切にしたいと考えていることが世の中に届けられたと実感できる、大変有難いものでございました。

■新郎お母様からのメッセージのつづき
『式の途中にふと、結婚式はしたくないといっていた三男が『結婚式っていいな』と言ったのを聞き、本当にいい式だったんだと思いました。
私達の特別な日を最高の日にしていただき感謝でいっぱいです。
また、ご縁があれば是非お世話になりたいと思います。
本当にありがとうございました。』

ご結婚式をお手伝いさせていただけるものとして、この言葉に勝るものはございません。
結婚式を挙げないという選択をされる方も多くいらっしゃる世の中ですが、結婚式はご夫婦にとってもご両家のご家族様にとっても、そしておふたりの幸せを願う全ての人にとって、人生のかけがえのない時間であってほしいと思い、お手伝いをさせていただいております。

これからもその気持ちを忘れずに、一組様にとっての最高の結婚式を届けられるように精進してまります。
この様なメッセージを届けてくださり、誠にありがとうございました。

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