【結婚式場探しで分かったこと】24歳花嫁が本当に叶えたかったこと

【結婚式場探しで分かったこと】24歳花嫁が本当に叶えたかったこと

皆様、こんにちは。萬屋本店の早野と申します。

本日は先日萬屋本店で結婚式を挙げることを選んでくださった、ある24歳カップルのリアルな式場探しの本音を書かせていただきます。特に花嫁になる新婦様が抱えていることの大きさが現代のリアルだと感じたのでこの場で紹介させていただきます。

今回ご紹介するお客様との出逢いは弊社代表とのご縁でした。新郎様がお知り合いということもあって見学にお越しくださいました。

ご紹介という関係性であったとしても純粋に式場を探されているお二人。どんな夢を描かれて、結婚式のことを考えていらっしゃるか、そこを知っていこうと思い、私自身も純粋な気持ちでお二人のお話を伺うことから始めました。

ところが、24歳の夢いっぱいであろう花嫁になる新婦様から出た言葉に私は今のお客様の抱える式場としての問題や課題を感じたのです。そして、何とか力になりたい、そう心から思いました。

ご見学の中で話を伺っていくと、新婦様は母子家庭で育ち、兄弟もおらず母一人子一人、お母さんと力合わせて二人三脚、足並みそろえながら歩んで来られた女性でした。そんな環境に生まれた新婦様は、いざご自分が『花嫁』という立場になった時に、挙式という時間に対して疑問と不安でいっぱいになったと話してくださいました。

『一般的に挙式をするならバージンロードをお父さんと腕を組んで歩かないといけないのかな…。でも私にはお父さんはいないし、自分だったらどうしたらいいんだろう…。特に父親代わりという人もいないしなぁ…』と一生に一度の大切な結婚式の一日なのに、夢を描くどころか不安に大きく包まれたのが現実だったそうです。

また新郎様は小さい頃からバスケットをしていることもあり、より多くの人と一緒に人生を歩んできたからこそ、ご招待したい方も多く、このコロナ禍の中で式場を探すことに対して周りの目も気になり、大勢の人に集まってもらい、結婚式を挙げることに正直躊躇する想いでいっぱいだったそうです。

実はそんなお二人のご見学当初のお気持ちとしては、結婚式への夢は愚か、モチベーションは下がる一方。そんなところからご見学が始まりました。

お客様が抱える純粋な悩みや課題を知った時、こんなお二人にぴったりのご結婚式があるというのが私の本音でした。私はお二人の人生の今までを全て遠慮することなくお伺いさせていただき、どんな歩みを重ねてこられて今日という日があるのか、そしてそこから得られたご経験にはどんなことがあったか、そしてその全てがお二人を作ってこられた財産であるということをお伝えし、挙式と披露宴のご提案をさせていただきました。

後日、お二人からいただきましたご見学の感想をお伝えできたらと思います。

新郎様は「式場に実際に行ったことで、コロナ対応をここまで徹底して行ってくれていることに、心から安心して結婚式ができると思えました。またスタッフが驚くほど熱く親身になり僕たちに寄り添ってくれて結婚式の事を一緒に考えてくれたからこそ、自分たちらしい結婚式を考えることができました。気付いたらここで挙げたいと思ってました。」

新婦様は「スタッフの方々の結婚式に対する熱意、意識の高さに惹かれました。私たちのそれぞれの思いや、これまで歩んできた人生の背景に合わせて、様々な形の式を作り上げていけることを教えていただきました。そのお話を聞けたことで、私たちだけでなく家族、友人等、ゲストも楽しく充実した結婚式を挙げることができると確信したのでここでと迷いなく決めることができました。」

お客様お一人お一人の人生に寄り添うこと。そのことの大切さを私自身もこのお客様から教えていただけた有難い時間となりました。

結婚式と一言で言ってもお客様の人生の数だけ、『形』があると思っています。その形を作るお手伝いを精一杯させていただきますので、安心して結婚式を挙げていただきたいです。

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