【萬屋本店ファンの方必見!】お部屋の名前と使い方のご紹介

【萬屋本店ファンの方必見!】お部屋の名前と使い方のご紹介

こんにちは。
ウェディングプランナーの千葉でございます。

コロナの影響によって、ご結婚式を延期された方のお打合せがこの10月に入り増えてまいりました。
久しぶりに直接お会いしてお話をさせていただけることが大変嬉しく感じております。
萬屋本店の会場をご覧いただくことも久しぶりなので、改めて会場内をご案内させていただくと「やっぱりこの雰囲気が私の好みです」とか「そうそう、この懐かしい空気感を思い出しました」という感想をいただけて、これからスタートするご準備を楽しみにしていただけていることを感じます。

そこで本日は、これからお打合せがスタートする新郎新婦様に向けて、改めて会場の中のご案内や、ご結婚式本番ではどのお部屋がどのようにお使いいただけるかなどもご紹介させていただきながら、イメージを膨らませていただけたらと思います。

因みに皆様は、萬屋本店のお部屋全てに名前があるのはご存じでしょうか?
鎌倉や萬屋本店の歴史、そして結婚式への思いなどが込められた名前にも触れながらご紹介させていただきます。

■点前座 TEMAEZA
「点前座」とは茶席で亭主が茶を点てるために座る場所をいい、もてなしには欠かせない場とされています。
ゲストのお出迎えやお荷物のお預かり、そしてお見送りと、ゲストへのもてなしの始まりと結びが行われる空間は、建築当時から使用されている神棚や金庫、販売許可証などをそのままの状態で残し、先代の方々への感謝の念を込めさせていただいております。

■甘縄 AMANAWA
階段を上がっていただいてすぐのお部屋を「甘縄」といいます。萬屋本店から歩いて3分ほどの場所にございます、甘縄神明宮は710年草創、鎌倉最古の神社と言われ、長谷の鎮守である甘縄の御心への畏敬と感謝から名付けられております。
ゲストのお待ち合いスペースとして、ウェルカムドリンクやウェルカムフードをお楽しみいただくスペースとなります。窓から差し込む柔らかな光が、ゲストの皆様にとっては落ち着きやくつろぎに感じていただけたらと思います。

■北条 HOUJYO
廊下を通って進んでいただきますと左手にございますのが「北条」というお部屋。
西の京都、東の鎌倉という古都と言われる始まりを築いた、鎌倉幕府の立役者である北条家からいただいた名前は、ご結婚式当日は親御様やゲストのお支度部屋として。
そして、挙式に先立って時間を取り、親御様にこれまでの感謝を伝える挨拶の儀を行うお部屋でもございます。

■利右衛門 RIEMON
北条の向かいにある床の間があるお部屋。床の間はその家の神様が宿る場所として、当時から大切にされてきました。
そのお部屋の名前を「利右衛門」と言い、「そこに居る事が安堵である」と言わしめた、萬屋本店の大番頭「利右衛門」よりいただいた名前でございます。
こちらはご結婚式の受付を行うお部屋としてお利用いただいております。

■七生 SHICHISEI
新郎新婦様のブライズルームとしてご案内しているお部屋は、利右衛門を出て左手にございます。
「七度生まれ変わってもめぐり逢い、結ばれるように」という意味を持つ七生は、新郎新婦の末永い幸せを願って付けさせていただきました。

■結乃日 YUINOHI
当時は酒蔵として使用されていた萬屋本店の挙式スペースである「結乃日」は誓いの場として「由比(ヶ浜)の陽に包まれて、家族と家族が結ばれ、結びの日を迎える」という意味を込めさせていただいております。
天窓からは日光が降り注ぎ、お二人の門出をやさしく照らしてくれます。

■惣左衛門 SOUZAEMON
披露宴会場となる場所は、萬屋本店5代目当主である石渡惣左衛門より名をいただき「惣左衛門」と名付けられました。
当時、物流が整っていなかった時代に関東で初めて、兵庫県伊丹の白雪の販売に動いたのが惣左衛門の時代でした。
針や金具を使用しない伝統工法が施され、日本家屋の名残が感じられる柱や梁を見渡せる空間では、華美な演出ではなく、アットホームで和やかな、大切な人との会話を中心とした時間をお過ごしいただきたいと考えます。

一番初めのご見学時から時間が経ってしまいますと、会場のイメージが湧きづらいこともあるかと思います。
また、お打合せが始まっても、お打合せは専用のサロンにて行うことがほとんどでございます。
お打合せの前に一度、会場をご覧いただくこともおすすめしておりますので、担当プランナーに気兼ねなくご相談くださいませ。
一日二組様、その時間は貸し切りでのご案内とさせていただいておりますので、大切なゲストを思い浮かべながら、この空間でどのようにお過ごしいただくかを、お打合せを通して私たちも一緒に考えてまいりたいと思います。

 

 

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