【コロナ禍で準備をした新郎新婦様のエピソード】ゲストへの連絡、ウェルカムスピーチはどうしたらいい?

【コロナ禍で準備をした新郎新婦様のエピソード】ゲストへの連絡、ウェルカムスピーチはどうしたらいい?

萬屋本店の野田でございます。
ご準備中の新郎新婦様より、
「このような情勢の中で結婚式を挙げるので、ゲストの皆様にはどんなご連絡をした方がよいですか?」
「欠席など出てくるかもしれませんが、大丈夫でしょうか?」
「こういう状況だし、ウェルカムスピーチではそのことについて触れるべきですか?」
など、このような情勢ならではのご質問を頂くことが多くございます。
そこで、今回のブログではそんな疑問にお役立ていただけるよう、実際に2020年11月に結婚式をされた新郎新婦様のエピソードをご紹介させていただきます。


幼稚園の先生をなさっている新郎新婦様。
職場での出会いだったこともあり、職場の皆様への強い感謝があり、結婚式にもお招きされたいとお考えでした。
当初、結婚式を予定していた2020年3月から延期をされ、2020年の11月にご結婚式をされました。

11月のご結婚式が近づいてきた約2か月前。
改めてゲストの皆様にご日程のご連絡をしていただきました。
その際には、
・改めて皆様をお招きして結婚式をする予定であること
・大切な皆様に参列をしていただきたいと思っていること
・萬屋本店で行われている対応や対策のまとめ
・ゲストの皆様のご状況もあると思うので、あくまでも無理をせずに返信をいただきたいこと
・情勢によって規模の縮小などをする場合は連絡をすること

まずはこのような内容を記載をして、ひとりひとり個別に連絡をされました。

ゲストの方から返信が返ってきた際、新郎新婦様よりご相談のお電話がありました。
「上司から、職場からほとんど全員で参列することを迷っていると連絡をもらいました。どうしたらいいでしょうか?」
同じ職場でもあるので、職場の方全員が同じ場所にいることを迷われていらっしゃるとのことでした。

新郎新婦様には、ご参列を迷っていらっしゃる方には14日前までにご返信をいただければ問題がないこと、ご職業やご家族のご事情など様々な方がいらっしゃるので、状況をみながらご無理なさらずにご判断いただけるよう改めてお伝えしていただきました。

萬屋本店では、引出物などは14日前まででしたら数量の変更が可能でございます。
お料理やお飲み物のご人数の確定は10日前ですので、それまではご人数の変更があっても構いません。
「直前まで変更があって大丈夫なんですね。一旦そのように伝えてみます。」とおっしゃっていた新郎新婦様。
ゲストの皆様、そして萬屋本店プランナーとも細かく連絡を取りながら、準備期間を過ごされ、迎えた結婚式当日。
ご職業柄、欠席になった方も何名かいらっしゃいましたが、職場から大切な方もご列席されました。

大切なゲストの皆様の前で新郎様のウェルカムスピーチがこちら。
「本日は、このような状況の中、私たち2人のためにお集まりいただき誠にありがとうございます。
いつも親しくして頂いている皆様に囲まれ、この日を迎えられたことをとても嬉しく思っております。
日頃伝えられない感謝の気持ちを、本日はおもてなしによってお伝えできればと考えています。
お料理やお飲み物をたくさんご用意しておりますので、存分に楽しんでいただけたら嬉しいです。
本日はどうぞよろしくお願いいたします。」

結婚式後、ウェルカムスピーチを考えたときのエピソードをインタビューしてみました。

「お越しいただく方に、あまり現実的すぎる言葉は使いたくない!って二人で話していました。
心から楽しい時間を過ごして欲しかったし、あの時間だけでも現実の難しい状況を忘れて、楽しんで欲しかったからです。
でも、そんなときでも来てくれた方々に感謝は伝えたかったから、直接的な言葉ではない言葉をあえて使いました。」

そんなウェルカムスピーチからスタートした披露宴は、新郎新婦様とゲストの皆様が時間を共にして、笑顔いっぱいだったことが印象的でした。

ゲストの皆様からも
「余興などの演出じゃなく、新郎新婦がゲストを紹介したりしていたり、本当に歓談がメインで、落ち着いていっぱいお話ができてとてもよかった」
「何もかもが新鮮で初めてで、とってもいい一日だったよ」

など、嬉しいお言葉を頂いたそうです。

こういった時期だからこそ、悩まれることもたくさんあったと思います。
しかし、もしかしたら通常以上にゲストの方のことをたくさん想い、考えられた準備期間だったかもしれません。
私達萬屋本店のプランナーは、そんな新郎新婦様の準備期間を、精一杯サポートしたいと思っています。
少しでもお悩みになられていることがあれば、どんなことでもご相談ください。

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