愛をもらってきた感謝を皆様に届けたい
桑原様
2023年5月 / 64名様
祝言・和装洋装披露宴
パパママ婚/Instagramで一目惚れ
背景
「一目惚れしたこの場所でいつか結婚式をしたい」
亜紀奈(あきな)さんがInstagramで偶然見つけた萬屋本店のフィード記事。
その投稿を見たときに一目惚れし、そう思ったそうです。
あのときから2年。
大河(たいが)さんと結婚が決まり、みことちゃんを出産。
慌ただしい毎日を過ごす中、やっぱりあの場所が忘れられないと資料請求をされたのがきっかけでした。
これまでたくさんの方々に愛をもらってきた。
だから、しっかりその感謝を伝えたい。
ふたりが夫婦となる節目をちゃんと作り、
そのうえで愛娘みことちゃんを皆様にお披露目したい。
そんな想い胸に結婚式の準備を進めてこられました。
新婦あいさつの儀
我が子の幸せを想う母の気持ちが分かった。
みことちゃんを授かったことで、自分自身が娘という立ち位置から母の立ち位置に変わってきたそうです。
「産んでくれてありがとう。」
自然と出てきたその言葉に、これまでしてきてもらった一つ一つがよみがえり、感謝の気持ちが溢れました。
新郎あいさつの儀
お父様が他界されてから、女手一つで育ててくれたお母様。
そんなお母様の苦労も分かっているはずが、ときに素直になれなくて迷惑をかけたことも。
気恥ずかしくて思っていても伝えられなかった感謝の言葉を、天国にいるお父様に見守っていただきながら、直接お伝えする時間を取られました。
祝言
祝言という挙式は参列したことがなかったけれど、ちゃんと挙式を行えそう。
大切な皆様に温かく見守っていただき、夫婦となる誓いを厳かに立てられるように、一つ一つの所作に意味が込められた祝言を挙げられました。
入場前には、新婦お母様より亜紀奈さんへ手紙の朗読。
愛情いっぱいに育ててくれた母の想いを胸に、大河さんの元へ親御様と向かいます。
今日こうしてふたりが結ばれることができたのは皆様のおかげ。
その想いを三度の礼に込めて、大河さんのご家族、亜紀奈さんのご家族、ゲストの皆様全員へお伝えになられました。
披露宴
「大切な方々に、大切に思っている気持ちを届けたい。」
披露宴で一番大切にされたいお気持ちでした。
そのお気持ちが届くように、
今日いらしている皆様はどのような方で、なぜ結婚式にお越しいただきたかったのかを、開宴のご挨拶と共にお伝えされ、披露宴がスタート。
ゲストの方々とゆっくり話ができ、たくさん写真が撮れるように、歓談の時間は長めに設定。
ゲストの方の喜んでくださる顔が見たいからと選ばれたスペシャリテコースは、終始皆様を笑顔にするものとなりました。
新婦中座
亜紀奈さんの中座のエスコートは4姉妹で。
愛情をいっぱいかけて育ててくれた4姉妹が大人になったという親御様への報告もかねて。
ゲストの方々からも分かるように長女、次女・・と書かれたフラッグを持ち、皆様にも姉妹関係を見ていただきました。
再入場~前半~
再入場はみことちゃんにも登場してもらい、お披露目の機会にしました。
このときは頑張って起きててね!
そんなおふたりの気持ちに全力で答えてくれたみことちゃん。
大河さんとふたりで入場もでき、とても楽しそうに、皆様に笑顔をふりまいてくれました。
再入場~後半~
「お父さんはバージンロードを歩きたいと思う」
そんなお父様の気持ちを叶えられるよう、亜紀奈さんはお父様と一緒に入場。
ウェディングドレス姿の亜紀奈さんを嬉しそうに見つめるお父様。
父から娘への言葉は、無骨ながら温かく、想いがストレートに伝わってきました。
コーディネート
挙式・披露宴前半:色打掛
萬屋本店のInstagramで一目惚れした総絵羽模様の色打掛。
御所車や檜扇、幔幕など王朝の趣に溢れた意匠を細やかな友禅であしらい、
相良刺繍を全面に施した、この上なく格調高い色打掛です。
披露宴後半:ウェディングドレス
ピーターラングナーのエレガントなウェディングドレス。
360度どこから見ても美しいシルエットが計算され、花嫁の魅力を引き出す一着です。
会場装花
お着物やウェディングドレスの上品さや繊細な印象に合うように、色を重ねて盛り込むのではなく、白と緑の潔さを大切にし、花本来の質感を生かしました。