tie the knot
小田嶋様
2023年5月 / 55名様
萬屋本店
祝言・和装洋装披露宴
皆様との結びつきをより強くし、これからの人生の節目となるように。
新郎様と新婦様は大学時代に同じ学部の同級生として知り合い、交際がスタート。海外との遠距離恋愛、2年間の同棲生活を経て、結婚へと進まれました。
結婚式は自分たちがプリンセスのようにならないといけない気がすると、あまり前向きではなかったと仰る新婦様。
それでも、ちゃんと結婚をしたという区切りを作りたかったこと。そして、おふたりに対して何かしてあげたいと思ってくれている親御様に対して、ちゃんと結婚式をしてあげたいという気持ちから会場探しをスタート。
そこで萬屋本店と出会い、ここでなら今までお世話になった方々へ、私たちらしく感謝を伝えられる結婚式を挙げることができると思われ、会場を決定。
せっかく皆様が来てくださるのであれば、来てよかったと思ってもらえ、この日を迎えたことで心が温かくなるような、幸せになるような、そんな一日になってもらえたら嬉しいと話すおふたり。
大切な方々と今を共有し、未来につながる日を願い、「tie the knot」というウェディングテーマを設定。皆様とのknot(縁、結びつき、絆)をより強くし、これからの人生の節目となるように。
あいさつの儀
人として大切にしたい「挨拶、礼儀、そして愛嬌」を教えてくれ、愛情いっぱいに育ててくれた両親にちゃんと感謝を伝えたいと仰る新婦様。
挙式前にあいさつの儀としてお時間を取り、これまでの感謝とこれからの決意をお伝えされました。
言葉にした瞬間に涙があふれ、一生忘れられない時間に。
祝言
俥夫の先導で厳かに挙式会場へ。 新郎様の入場の後、新婦様とご両親で入場。娘への最後のお仕度として筥迫の儀を行い、ご新郎のもとへ。
これまで愛情いっぱいに育ててきたご両親の想いを受け、新郎様へ引き渡す引き渡しの儀を。
誓いの言葉、三々九度の儀礼を通して、夫婦としての決意を深めるおふたり。
三礼の儀では、これまで見守ってくださった皆様へこれまでの感謝をお伝えになられました。
披露宴 前半
自分たちが自分たちらしくいられるようにと、家族や親族と、心許せる小学校から大学までの友人、恩師をご招待。
俥夫の口上で入場し、縁起よくご両家集まって鏡開きで開宴。
来てくださった方々がおふたりにとって大切な存在ということが伝わるように、ゲストの皆様をご紹介するゲスト紹介を。
親御様にもどのような恩師や友人たちに支えられていたのかが伝わることも意図して。
披露宴 後半
結婚が決まってから結婚式を一番楽しみにしてくださっていたお父様へ、娘としてできることはしてあげたいと考え、再入場はお父様と。
新郎様も筥迫の儀にならい、お母さまからのジャケットセレモニーを。
披露宴後半はインタビュー形式で沢山の方々より一言ずついただきました。
小さかった頃の思い出、一緒に過ごした楽しかったことや大変だったことなど、笑いあり、涙ありの時間になりました。
撮影
ウェディングテーマにあるように、今日という日が昨日のことのようにいつでも思い返せるようなきっかけになるように、夫婦としてのスタートとなるおふたりの写真と、ゲストと一緒にいる自然なシーンを残しました。
コーディネート
白無垢に描かれた大きく羽ばたく鶴の柄には、「子の成長を願う親心」という意味が込められています。挙式は親孝行の時間にしたい。という新婦様の想いを白無垢と鶴で表現しました。
披露宴では昭和初期のアンティークな趣の大胆な柄行の友禅をお召しになりました。
お色直しでは、レースが美しいピーターラングナーのクラシカルな一着をチョイス。衣装試着の際にお母様と新郎様がとても気に入ってお勧めしてくださった、皆様太鼓判のドレスです。ヘアメイクはオードリーヘップバーンのように上品でクラシカルな雰囲気に仕上げました。
会場装花には、新郎様の誕生花である赤のダリアをメインモチーフにし、ダリアの花言葉でもある「感謝」を込めて、大正ロマンな雰囲気に。