陽歌(はるか)
櫃石様
2023年6月 / 64名様
祝言・和装洋装披露宴
人生の節目/萬屋本店ファン
明るく歌いだしたくなる晴れやかな一日を
祥歌(ひろか)さんが萬屋本店と出会ったのは学生時代。
就職活動のときに見つけたインターンシップの開催場所が萬屋本店でした。
それ以来、結婚式をするなら絶対にここでしたいと思っていらっしゃったそうです。
あれから6年。
学生時代からお付き合いしてきた陽太さんと結ばれ、お互いの出身が静岡県にもかかわらず、陽太さんもここでなら自分たちが想像する以上の結婚式が叶うと、鎌倉にあるここ萬屋本店で結婚式を挙げることを決められました。
結婚式のテーマは、おたりの名前から一文字ずつ取りました。
何十年先になっても結婚式を鮮明に思い返すことができ、
太陽のように明るく歌いだしたくなる晴れかな日だったと
いつになっても感じられるような一日になるよう、その願いを「陽歌(はるか)」とし、結婚式をプランニングしました。
あいさつの儀
どんなときも応援団でいてくれたご両親。
「自分の思うままに選択させてくれ、今日までやらせてもらった」
「とても感謝しているから、そのことをちゃんと伝えたい」
そんな風に思っていらっしゃる親御様に対して、これまでの感謝と、これからも長く一緒に歩んでいきたいことをおふたりからの言葉にしてお伝えになられました。
祝言
日本人だから、日本の儀礼を大切にしたい。
結婚とは両家が一つになり、家族が増えるという人生において大きな節目だからと仰るおふたり。
古くから行われてきた伝統的な挙式 祝言を執り行い、おふたりの誓いと、ご家族が一つになる誓いを厳かに立てられました。
挙式の中では、祥歌さんは親御様と入場し、陽太さんの元へ進みます。
思春期のときは素直になれなかったとおっしゃる陽歌さん。それでもいつも愛情いっぱいに育ててくれたお父様。
これまで大切にしてもらってきたことが、ご新郎の元へ進む一歩ずつの道のりの中で呼び起こされ、感動的な雰囲気に包まれました。
俥夫の口上と鏡開き
かつての花嫁行列のように、おふたりを先導する役として俥夫を結婚式の演出に加えました。
披露宴入場ではその俥夫による祝い口上を経て入場。
その迫力と世界観に拍手が鳴りやまない中、ご兄弟との鏡開きで開宴。
振る舞い酒が配られ、美味しい料理と共にゲストの皆様と宴のような時間を楽しまれました。
ゲスト紹介とテーブルご挨拶
これまで出会ってきた方々がいなければ、今の私たちはいないから、
どれだけ大切な人たちなのかをしっかりお伝えたいしたい
そんな想いから、これまでのありがとうを伝えるだけでなく、大切な皆様をご紹介するゲスト紹介を行いました。
ゲスト同士が知り合い、その縁が広がっていくことも願って。
披露宴後半には、ゲストテーブルを回り、来てくれた感謝を直接伝え、ふたりの晴れ姿を見ていただきました。
コーディネート
「衣装は肌の露出を抑えたもの。」というのが当初のご希望でした。
祥歌さんがアトピー体質ということで、これまで肌を露出することを控えてこられたそうです。
ゲストの皆様にどう思われるか心配。
そんな気持ちを抱えていらっしゃいましたが、結婚式という晴れの日を思い返したときに、後悔が残らないようにと、ありのままの自分を表現することを決意されました。
そうして選ばれたウェディングドレスは、家族をはじめ友人たちからも拍手が鳴りやまず、「本当に素敵」「すごく似合ってる」と涙を浮かべる方もいらっしゃいました。
学生時代から関わってきたスタッフ
「人生の節目を大切にすること」
「親友のようにお客様と向き合うこと」
そんな萬屋本店のメッセージに感動していた陽歌さん。
「ひっか」の愛称で親しまれている祥歌さんに一目会いにと、当時から関わってきたスタッフもお祝いにかけつけました