しあわせをあなたと
村上様
2022年10月 / 58名様
祝言・和装洋装披露宴
人生の節目/萬屋本店ファン
結婚式の背景
「結婚しましたとふたりで完結するのではなく、結婚式をすることで大切な人たちの記憶の中にもふたりは残ることができる。」昔、里穂さんのお祖父様が結婚するお母様にお伝えされた言葉だそうです。
自分にとって大切な人たちの人生に少しでも入ることができたら、なんて幸せなんだろう。
その言葉をお母様より聞いてからずっと想い続けていたとのことでした。
これまでの人生、向き合いきれなかったことや、うまく人との関係性を取れなかったこともあったと仰るおふたりですが、その中で誰一人欠けても今のふたりはないと結婚式の打合せを通して思われてきました。
ふたりが幸せにいるためには、あなたという人が必要。
皆様の幸せのためにも、きっとあなたという人が必要。
そんなそれぞれにとっての「あなた」という存在の有難さ、尊さ、感謝尽くせない想いを分かち合える時間にしようと、「しあわせをあなたと」という結婚式のテーマを設けました。
泣いて、笑って、楽しんで。
幸せな時間を皆さんと過ごすことで、これからの人生のお守りとなるような一日に。
あいさつの儀
お父様との関係性に悩んでいたと仰られていた里穂さん。直彦さんとの交際や一緒に暮らすこともちゃんとお話ができないまま今日を迎えられたことに心残りがありました。
こういう機会だから今まで言ってこれなかったこと、言うタイミングを逃してしまったことを心のままにお伝えしようと挙式に先立ち、あいさつの儀の時間を。
お父さんお母さんの子供で幸せだった。そんな想いが溢れ、涙が止まらない里穂さん。その気持ちをただただやさしく受け止めてくれたお母様。
祝言
夫婦としてのけじめと、新しい家族の誕生を大切な人たちに見守ってほしいという願いを込めて、ゲスト皆様に立ち会っていただき、祝言を。
お母様に最後の花嫁支度を整えていただく筥迫の儀。そして、誓いの言葉、三々九度を経て、皆様への感謝の想いを三礼の儀で。夫婦それぞれの大切な方々が、夫婦ふたりにとって大切な人にさせてほしいという願いも添えて。
中座
直彦さんをいつも可愛がってくれたお兄様たち。男兄弟というのもあり一緒に写真を撮るのは子供の頃のお祭り以来。当日は3人で万歳をして、そんなご兄弟の嬉しそうな姿に会場からも歓声が上がりました。
里穂さんは大好きで大好きでと仰る弟様を。どんなときも味方でいてくれる存在に何度も助けられたそうです。
里穂さんの幸せな姿に涙が止まらなかった弟様。そんな様子を涙いっぱいに見つめるお母様。そんな様子に全員が感動に包まれました。
ゲスト紹介とスピーチ
披露宴のメインイベントは、大切なゲストを皆様にご紹介する時間と、ゲストの皆様にもスピーチやインタビューをいただき、和やかな時間に。子供のときの様子や学生時代、社会人のときのエピソードなどが、笑いあり、涙あり、驚きありの大盛り上がりとなり、ゲストの皆様からはこの時間が本当に楽しくて幸せで、終わってしまうのが寂しいという声が上がるほどに。
撮影
カメラが大好きなおふたり。皆様の記憶に深く残る日だから、その日の様子をしっかり残していただけるようカメラマン2名体制に。1名は新郎新婦から見たゲストの様子を。もう一人はゲストからの目線やおふたりからは見えなかったシーンを中心に撮影。ゲストとの自然な様子を沢山残し、当日の臨場感や雰囲気が蘇ってくるように。
コーディネート
四季草花の柄行のある白無垢は、どんな時も、ここにいる皆様と一緒に歩んでいきたい。そんな想いを表現。披露宴では黒地に鶴の色打掛。つがいの鶴は、夫婦円満や、子供の幸せを願う親心が表現され、直彦さんや親御様のへ想いを表現する衣装として。美しいシルエットのドレスには萬屋本店の雰囲気に合わせてレトロでかわいらしいさを表現したフィンガーウェーブのヘアスタイルに。
会場装花は、里穂さんのお名前から、秋の稲穂が広がったようなという直彦さんのアイディアを元にパンパスグラスで穂を表現。ゲストテーブルには秋色を取り入れ、艶やかな雰囲気に。