歴史的建造物を改装する工事関係者の想い
こんばんは、萬屋本店の鈴木です。
本日は工事関係者の方々との新年会を開催させていただきました。
水道工事、電気工事、電気機器、内装、建具、庭師、棟梁、デザイナー、設計士の方々をお呼びし、
グランドオープンに向けての決起集会を兼ねて、お酒を交わしてきました。
皆様、萬屋本店を自分の事業のように考え、工夫し、一生懸命やってくださっています。
ぼくたちがこうして萬屋本店を自信を持ってご案内させていただいているのも、
皆様の支えあってだと、改めて思います。
一人一人にお酒を注ぎながらお話を伺うのは、
どう職人として、この建物を最高のものに仕上げてようとしているか。
その言葉を皆様話してくれました。
「このような日本家屋は難しい。
新しく作るほうが100倍簡単だ。
だからこそ、工夫して、勉強し、やらせてもらっている。」
こう口々にされる言葉を聞き、本当にありがたいと思い知らされる時間でした。
棟梁からは、
「90年以上の古民家、歴史的建造物をこうやって工事するとき、
何十年先の人が、ここに手を入れるとき、
新しく工事をしたところに違和感があってはだめだと思う。
この古民家をそのまま継承し、次へ繋げていくのが、
この萬屋本店を手がけるぼくの使命だと思う。」
そう話してくれました。
ぼくたち以上に、この建物を愛し、
力をかけてくださる人たちがいる。
これはぼくたちの大きな自信になります。
私たち代表が思うわず涙する場面。
寝る間を惜しみ、このプロジェクトの先頭を切ってくれた設計士の方。
この方がいらっしゃらなければ、この事業はスタートしていなかったです。
プロジェクトを推し進める力。
綿密に計画を練り、実行していく繊細さ。
大きな感謝を胸に、言葉がつまりました。
構想7年。
事業スタートしてから1年強。
まだ建物はできていませんが、
ここまでにドラマがあり、
きっとこのドラマが、次へ次へと語り継がれていき、
いつか思い出話になっていく。
そんなことを思いながら、
3月末日の工事完成。
5月のグランドオープンに向けて、
一丸となって進んでいきます！
