
感恩報謝~恩を感謝で届ける一日~
藤崎様
2025年12月 / 64名様
萬屋本店
祝言・和装洋装披露宴
結婚式の背景
新郎家は神奈川県、新婦家は山形県がご実家。おふたりは就職を機に仙台へいらっしゃり、仙台の社会人サッカーチームの選手とマネージャーとして出会われました。お互いに惹かれ合い、2024年1月にはおふたりの間に向陽くんという可愛いお子様を授かり、ご結婚へ。
もともとキラキラした会場でおふたりが主役になる結婚式のイメージはなかったというおふたり。新婦親御様から「花嫁姿を見たい」というお言葉があり、春からは仙台を離れ関東で新たな生活をスタートされる節目も重なり、このタイミングで結婚式を挙げることに。
おふたりが大切にしていたことは、ご参列いただく皆様が心地良く楽しめる場であること、支えてくれたご家族やご友人に感謝を伝えること。
鎌倉はおふたりがお付き合いされた時に旅行として訪れた大好きな場所でした。他にはない会場の雰囲気や「感謝を伝える節目」という萬屋本店のコンセプトに共感してくださり、萬屋本店で結婚式を挙げられました。
【結婚式のテーマ:感恩報謝】
感恩報謝とは、受けた恩や支えに心から感謝し、自身の行動や言葉でお礼をすること。
ふたりの周りにはいつも支えてくれる人の存在がありました。
これからはふたりが手を取り合って新たな家族として歩み支えてくれた人に恩を返していきたい。
結婚式では、親御様や今まで関わってくれた方にお相手を紹介し知ってもらいたい。これからのおふたりを安心して見守っていて欲しい。
大切な皆様とこれからも変わらず繋がっていられるように、お世話になった皆様に感謝を伝えることで夫婦として家族として原点となる1日に。
挨拶の儀
親御様とそれぞれ親子3人での水入らずのお時間。
「ふたりの間に生まれてきて本当によかったと思っています。これからは父親としてふたりのように明るく温かい家庭を築けるように頑張っていきます。」と、まっすぐに親御様の目を見つめて、はっきりと感謝の気持ちを伝える新郎様。
新婦親御様がお部屋に入られ対面すると、気持ちが溢れ、涙がこぼれます。
「沢山わがままや甘えたりしてきたけど、ひとりの大人として成長したところを見てもらって、安心してほしい。今日はそれが伝わったら嬉しいです。来年からは距離が遠くなってしまうけど、これからもよろしくお願いします。」
うんうんと新婦様の言葉を聞きながら、「これからも甘えていいんだよ。見守っているから。」「とっても綺麗だよ。」とお声を掛けられる親御様。
ご家族の温かいお時間にて節目の一日がスタートしました。

祝言
新郎様がご入場され、新婦お父様の握手をしていただくシーン。
固く固く握手をすると、お父様は様々な感情を噛み締めながらも、穏やかな笑みを浮かべていらっしゃいました。
三礼の儀では、親御様とご列席の皆様へまっすぐなお気持ちを伝えました。
「今日私たちがこうしていられるのは皆様の存在と良き影響があってこそです。この恵まれた出会いに感謝しています。これからもどうぞよろしくお願いします。」
想いが形となって表れる、萬屋本店の祝言。
挙式が結んだ後、「せーの!おめでとう!!」と
沢山の祝福のお声とともに皆様全員でのお写真撮影をさせていただきました。

歓談メインの披露宴前半
まるで一枚の画のように見える縁側の緑を背景に、俥夫先導にてご入場。
ウェルカムスピーチでは、結婚式のご準備で大切にしてきた想いを伝えました。
「今日この日を迎えるにあたってテーマを決めていました。それは『感謝を皆様に伝えること』です。」
乾杯は新郎ご友人様にご発声をいただきました。
「彼は絶対に幸せな家庭を築ける男です。誠実で相手を思いやる優しさを持っています。必ず幸せにし続けてくれると思います。」と力強いお言葉をいただきました。
なるべく直接感謝の気持ちを伝えられるように披露宴の前半は歓談を沢山過ごし、お互いを紹介するお時間や、久々にお会いされる方との会話を楽しみました。

大好きなごきょうだい様との中座
新婦様はお兄様とご中座をされました。小さい頃からいつも優しくて、何かあった時にはいつでも守ってくれた存在の大好きなお兄様。「琴美、おめでとう。」と心のこもった一言を寄せてくださいました。
新郎様はふたりのお姉様と。新郎様は、このお時間で、ご自身からお姉様それぞれに一言を伝えたいと思っていらっしゃいました。
「ももちゃんは頑張り屋さんだから、これから少しでも頼ってもらえたら嬉しいです。」
「もえちゃんの強さの裏側には、バランスを取ってくれる優しさがあることを知っています。」
節目だからこそ伝えられるお気持ち。お姉様も親御様もとても嬉しそうに聞いてくださっていました。

ご家族様によるご余興
1年以上前から、おふたり以上に結婚式を楽しみにしてくださっていた親御様。
この日のためにご両家お父様が企画し、ごきょうだい様やご親族様も巻き込みながら、おふたりへ祝福のお気持ちを込めて、ギター演奏と歌唱をしてくださいました。
2曲目に披露してくださったのが福山雅治さんの『家族になろうよ』。演奏前に新郎お父様がなぜこの曲を選んだのか、お気持ちを話してくださいました。
「こっちゃんと会って2回目か3回目の時に、雄太郎のおばあちゃんに面会をしてくれました。おばあちゃんはアルツハイマー病で皆のことも分からないけど、こっちゃんは『初めまして、琴美です。これから宜しくお願いします。』と言ってぽろぽろ泣いてくれたんです。なんて可愛くて素敵な子なんだと思って…。その時からうちの家族みんな、こっちゃんのことが大好きになりました。」
「これから歌う歌詞に『選んでくれてありがとう』というフレーズがあります。それは私たちの気持ちです。こっちゃん、雄太郎を選んでくれて、ありがとう。」
ふたりが出会い、共に人生を歩む選択をすること。その背景にある言葉にし尽くせないほどの想いに、会場にいる全員の胸がいっぱいになりました。

新婦お兄様からのサプライズお手紙
今日を迎えるにあたり、新婦お兄様は新婦様にサプライズでお手紙をご用意されていました。
「どこかでお手紙を読める時間はありますか?」とスタッフにご相談してくださり、ご余興の後にお手紙をお読みいただくことに。
小さい頃から大の仲良しで大好きなお兄様。声を震わせながら、心からの想いを伝えてくださいました。
「高校三年間は家を離れたから、琴美が色々辛い時に、兄として傍にいてあげられませんでした。そのことがずっと引っかかっていました。ごめんね。離れていても『今日はこんなことがあったよ。』と頻繁に連絡をくれていたのがすごく嬉しかった。兄として支えていると思っていたけれど、支えてくれていたのは琴美のほうだったかもしれません。」
兄として、深く深く琴美さんの幸せを願うまっすぐなお言葉の数々。
強い絆で結ばれている兄妹の関係性に感動していると、向陽くんが泣いている琴美さんの頭をよしよしと撫でてくれていました。会場は泣き笑いに包まれ、このひとときを共有できたお時間はかけがえのないものとなりました。

新婦様から親御様へお手紙
「お父さんお母さんへ。お父さんのおかげで私は安心してここまで来ることができました。自分のことは後回しで兄と私を大切に育ててくれたお母さん。どんな時も私の一番の味方でいてくれて、大切に育ててくれて本当にありがとう。」
ご自身の親御様の後、新郎家の親御様へもお気持ちを届けました。
「私は入籍する際に、藤崎の『藤』の花言葉の意味を調べました。藤の花には『優しさ』や『歓迎』という意味があるそうです。その花言葉のように優しく温かく迎えてくださいました。これからも見守っていただけたら嬉しいです。」
ご自身の親御様には、今まで支えてくれて傍にいてくれてありがとう。これから距離は離れるけど大好きだよというお気持ち。
ご新郎家の親御様には、温かく迎え入れてくれたことへの感謝と決意の伝わる、新婦様らしい温かなお手紙でした。

謝辞 ご退場
「雄太郎は、昔から皆に大事にされ人に好かれて、周りに素晴らしい人に囲まれて成長してきました。皆様、これからも叱咤激励、ふたりのことを、どうかよろしくお願いします。」と、新郎お父様からゲストの皆様ひとりひとりのお顔を見ながらご挨拶をいただきました。
続いて、新郎様もしっかりと前を見据え、力強くお話しくださいました。
「結婚式を挙げて良かったと思っています。一生忘れない経験ができました。今後は住まいを関東に移しますが、皆様には距離を感じないような気持ちで、今後もお付き合いいただけたら嬉しいです。」
大切で大好きな皆様に見守られ温かい気持ちに包まれた会場。
祝福の声と拍手が一斉にあがり、おふたりは幸せと安堵の気持ちいっぱいにご退場となりました。
会場内ではおふたりの姿が見えなくなるまで、おめでとう!のお言葉とともに皆様が大きく手を振ってくださっていました。

コーディネート
新婦お母様が着て欲しいと仰った白無垢。鶴・御所車・流水模様が描かれた、純真無垢な白無垢姿をお披露目しました。
披露宴では蝶が舞っているように見えることから「幸せが飛んでくる」という花言葉がある胡蝶蘭を髪に付け、「藤崎」と掛け合わせた「藤の花」が描かれた半衿をあしらいました。想いを込めた藤の絵柄が、愛らしい新婦様の雰囲気にぴったりでした。
ドレスは新婦様が一目ぼれしてくださった一着でした。他にはない形や生地でありながら、萬屋本店の雰囲気にも合う落ち着きも感じるドレス。ネイビーのタキシードには、小物でグリーンのカラーをチョイスし、ドレスの色とリンクするようにコーディネート。
会場装花はおふたりの「感謝」や「家族」のイメージに合う花言葉をもつダリアや紫陽花を使用し、爽やかにまとめました。
白無垢には洋菊の丸みのあるブーケ、ドレスには紫色のカラーのブーケを合わせてアクセントに。
彩り豊かにおふたりの門出をコーディネートしました。




