
「愛すべき人生」~感謝と愛を届ける一日~
郡司様
2026年2月 / 34名様
萬屋本店
祝言・和装洋装披露宴
背景
■結婚式の背景
お母様が美容師で、小さい時から結婚式の現場に同行する機会が沢山おありだった新婦様。新婦様にとって結婚式は幼いころからの大きな憧れで、学生時代からサービス、社会人となりプランナーとしてもご経験を積まれました。
結婚式が大好きで結婚式のことを知り尽くした新婦様が花嫁の立場になった時、心に湧きあがった想い。それは、「大切な人に感謝と愛を届ける結婚式がしたい」という想いでした。
数年前にInstagramで偶然見かけた萬屋本店。
この場所が大切にされてきた背景が、おふたりが大切に育てられ守られてきた背景と重なりました。「これからは私たちが恩返しをする」そんな想いをここでだったら表現できると、萬屋本店をお選びくださいました。
■テーマ「愛すべき人生」
辛いことや悲しいこともあった
いっぱい苦労もかけた
たくさん愛してもらった
あの時は分からなくても それが愛情から来ていることだと今ならわかる
そのひとつひとつが 今のわたしとあなたを創っている
あなたのもとに生まれてきてよかった
わたしに生まれてよかった
あなたに出会えてよかった
溢れるほどの愛された記憶と共に
あなたと歩む この愛すべき人生
新婦お母様からの紅差し
七五三や十三参りなど、これまでの新婦様の人生の節目のお支度をすべて担当されていたのがお母様。「今日は母として出席できることがとても嬉しい」とお話してくださっていました。
当日の朝、花嫁姿をご覧になり、「かわいいね」と笑みがこぼれます。「泣かないスイッチをいれなきゃね」と微笑みながら、新婦様のお支度を整えてくださいました。

挨拶の儀
高校卒業後にご実家を離れたおふたりにとって、親御様と面と向かって話をする機会はとても貴重なもの。挙式が始まる前にご挨拶のお時間をお過ごしいただきました。
■新郎家
新郎様に向けて、まっすぐに心の想いを伝えてくださったお父様。
「お母さんも喜んでると思います。本当は、この日をお母さんも一緒に迎えられたら良かったけどな。」
「夫婦っていうのは答えではないからね。最初から答えを出すんではなくて、足し算引き算しながら夫婦生活を紡いでいってください。」
そんなお父様の想いをしっかりと受け取られた新郎様のお姿がありました。
■新婦家
「29年間、いつも一番近くで味方で沢山の愛で支えてくれたお母さんがいたから、今日まで幸せな日々を過ごしてくることが出来ました。」
今日の日に伝えたい想いを沢山考えていらっしゃった新婦様。一言一言噛み締めながら、お気持ちをお伝えになられました。
「幸せになってね。ふたりの幸せがお母さんは一番嬉しいです。」
新婦様がお母様を想う気持ちと、お母様が新婦様を想う気持ちが重なった温かいお時間となりました。

祝言
「大切な人に感謝と愛を伝えたい」その想いで選んだ祝言という挙式。祝言には「ふたりが結ばれることで大切な皆様も結ばれる」という考えがあり、そんな背景もおふたりの想いと重なり合いました。
挙式の結びには、皆様に対しての感謝の気持ちをお届けしました。なかでも新婦様からの、大好きなお母様へのメッセージはそこにいる全員の胸を打たれるものがありました。
「尊敬する人は?と聞かれると必ず『お母さん』と答えます。
つらい時、楽しい時、どんなときも誰よりも味方でいてくれてありがとう。
私のことを私として産んでくれて、ありがとう。
大好きな人たちに出会わせてくれて、ありがとう。
いま、とても幸せです。」
お一人お一人の目を見て感謝を伝え、見守ってくださるまなざしの温かさを感じながら過ごした挙式。笑顔と涙と沢山の温かい拍手のなか、ご退場を迎えました。

お互いを紹介し 大切な人同士が繋がる宴
おふたりがイメージしていた披露宴は、美味しい食事を囲み、沢山おもてなしをして、大好きな人たちが繋がるようなお時間。お食事には、新郎お父様の営まれる農園にて育てられたお米を使わせていただきました。温かい食事を囲み、お互いや大切な方をご紹介するお時間をお過ごしいただきました。
■おふたりのプロフィール紹介
「彼が生まれた時はみんなとても喜んで、沢山お祝いをしてくれました。成長すると私とぶつかることもあったけど、この日を迎えられてとても嬉しいです。」お父様は微笑みながら、新郎様の生い立ちについて語ってくださいました。
新婦お母様からも新婦様の生まれた時やお名前の由来を伺いました。「名前は、『琴の音色のように美しく、静かなようで強くもあって。他の何とも違う個性をもって生きていってほしい』と願いを込めました。」
誰よりもおふたりを知るお父様お母様からのお言葉に、より一層おふたりを愛おしく思えるお時間となりました。
■ゲスト紹介
当日来てくださった方は、学生時代からのご友人や、地元の大好きなお店のマスター、社会人のいろはを教えてくれた上司や先輩。おふたりから大好きな方を大好きな方へご紹介しました。
「親族のような皆様で、地元に戻ると一目散に会いたいと思う方々です。私の居場所そのものです。」「これからも色んなことを共有しながら一緒に年を取っていきたい友人です。」
ストレートに気持ちを届けることで大切な方の心に響いていくお時間となりました。

ご中座
■新郎様:祖母様と
新郎様にとって祖母様は、可愛がってくれた思い出がいっぱいの、一番に晴れ姿を見せたい存在でした。そんな祖母様もおふたりのお姿をご覧になり、挙式から涙してくださっていました。今日の晴れ姿をみて「とても嬉しいです」と一言伝えてくださいました。
■新婦様:弟様、お姉様のような存在のお二人と
一緒に歩きたいと新婦様が願っていたのが10歳年下の弟様。料理の道を志し、「いつかお姉ちゃんとお店をやりたい」と思っていらっしゃる、新婦様にとって可愛くて仕方がない存在の弟様です。少し照れながら、「すごく綺麗です」と伝えてくださいました。
実は、新婦様にはもうお二人、一緒に歩きたい方がいらっしゃいました。それは、新婦お母様の美容室でお仕事をされている「くみちゃん」と「みやちゃん」。新婦様にとっては実のお姉さんのような存在でした。
「小さい頃からずっと可愛くって。」「本当におめでとう。」と、妹のような存在の新婦様の晴れ姿を心から喜んでくださっていました。

お色直し・ファーストミート
先に新郎様がご中座し、タキシードにお召し替えをして暖簾前で撮影。洋装×和装の大正ロマンスタイルで撮影を行いました。
その後新郎様は先に披露宴会場に戻り、新婦様のお支度が整うまでゲストの皆様のもとへご挨拶へ。
新婦様のご友人様や先輩の方々から「美琴をよろしくね」と温かい言葉を頂き、嬉しそうに微笑まれている新郎様のお姿がとても印象的でした。
今日まで新郎様には秘密にしていたウェディングドレス姿。新婦様のお支度が整った後、挙式会場にてファーストミートを行いました。「綺麗だよ」と声をかけてくださる新郎様。笑顔いっぱいのおふたりがとても素敵でした。

引出物オープンセレモニー
披露宴の後半で行ったのは、皆様への引出物を一斉にオープンしていただくセレモニー。皆様にお贈りされたのは、おふたりが京都の工房にてお一人お一人をイメージしながらお選びになったお揃いのカップ。
一斉に箱を開けていただくと、「わぁ!」「かわいい!」「すてき!」とお声が上がりました。
おふたりもお互いに秘密で選び合っていらっしゃったカップを皆様に見守られながら開封していただきました。「この黄色がパワー溢れるイメージ、緑色が優しさです。」「おじいちゃんになってこれを持ってたら可愛いなって思って。」お互いがそのカップを選んだご理由に温かい笑顔が浮かんだお時間でした。

新郎新婦様から親御様へお手紙
結びには、おふたりのお気持ちをそれぞれの親御様にお手紙でお伝えしました。
「お父さん。小さいころから心配ばかりかけました。大変な時も支えてくれてありがとうございました。
お母さん。いつも明るく笑顔で見守ってくれてありがとう。お母さんのことを尊敬しています。これからも、どうか優しく見守っていてください。」
そんなにご自身のお気持ちを伝えるほうではないという新郎様。結婚式だから伝えられる想いをしっかりと届けました。
新婦様もお母様と弟様にお手紙を書いてくださいました。
「お母さん。私がお母さんのおなかにいるとき、休まず臨月まで働いていたと聞きました。今になってその大変さと強さは並大抵ではないとやっと分かりました。小さいころから同年代よりも大人に囲まれて育ったので、私には育ての親戚のような人がいっぱいいます。それはお母さんが紡いできた素敵なご縁のおかげです。私は、実の姉や兄のように慕う人が誰よりも多いこの人生を愛しています。」
お手紙の後には、お父様とお母様にはおふたりが生まれたときの体重の重さのクッションを。そして、ごきょうだい様にはそれぞれをイメージした花瓶をお贈りされました。

謝辞・ご退場
新婦お母様が結婚式の一日を通して感じてくださったことをお話してくださいました。
「私も美容師として、これまで結婚式のお仕事を沢山してきました。我が子の結婚式で言うのも何ですけれども、こんなに愛のこもった温かい想いのある結婚式を見たのは初めてです。」
おふたりが結婚式を通して伝えたかった皆様への愛が、しっかりと届いたと感じる嬉しいお言葉でした。
おふたりは会場内をぐるりと回りハグやハイタッチ、握手をして、結びまで感謝を伝えながらご退場へ。お庭口にてスタッフもおふたりとご一緒に皆様へ一礼をさせていただきました。
おふたりとご一緒に退場口へ並ばせていただいたときの、大切な皆様が一堂に会していらっしゃる会場の様子。その温かい雰囲気に我々スタッフも胸がいっぱいになりました。

コーディネート・ロケーション撮影
挙式は憧れの白無垢に綿帽子。披露宴では何にも染まらないことから強い芯を持って生きていくという意味合いのある黒の色打掛。披露宴の再入場では美しいマーメイドラインのウェディングドレス。今回のお衣装は、新婦様の幼馴染でドレスコーディネーターをされているご友人様が一緒に選んでくださいました。
お衣装に合わせ、装花は萬屋本店の雰囲気に合わせて深紅を基調とした華やかなコーディネート。会場のメインソファや新婦様の髪飾りとしてあしらったダリアの花言葉は「感謝」。
当日はご披露宴後に江ノ電の線路や由比ガ浜の海でロケーション撮影を行いました。夕暮れの海におふたりの姿が映え、「楽しかったね」と結婚式のお時間を振り返りながらの撮影となりました。




