
節目の宴
中戸川様
2025年5月 / 62名様
萬屋本店
祝言・和装洋装披露宴
節目の宴
高校時代の同級生として出会われたおふたり。
それぞれの道を歩みながらも、ご縁は再び結ばれ、この日を迎えられました。
新郎様は、サッカーに情熱を注いだ青春時代を経て、地域の安全を守る消防士の道へ。
どんな選択も応援してくれたご両親へ、感謝を届けたいという想いを胸に。
ご家族の深い愛情に包まれて育った新婦様。
特にお祖母様に花嫁姿を見せたいという願いが、結婚式を挙げる大きな理由でした。
いくつになっても小さな子供のように心配してくれる祖母様やご家族に「大丈夫だよ」と伝えたい。
「支えてくれた人たちと、宴の時間を囲みたい」そんな想を込めてご準備を進められました。
新婦様のご家族のご事情により、結婚式の日程を急遽早めることになった時、新郎の親御様が「自分たちのためにやりたいと思うようにしなさい」と快諾してくれたことが本当に嬉しく、この家族だからこそ、これからも一緒に生きていきたい、恩返しをしていきたい。と話してくれた新婦様。
大切なご家族と大好きなご友人様と一緒に大好きなお酒を囲み宴の時間を過ごし、夫婦としての覚悟を形にしたいと結婚式を挙げました。
【結婚式のテーマ】~節目の宴~
自分が自分らしくいられ、お互いを尊敬しあえているお二人。
「この人がおじいちゃんになった姿を一番近くで見たい」と思った新婦様。
「新婦様の晴れ姿を大切な家族や友人に見せたい。」
「自分の大好きで大切な方々と宴を過ごし、夫婦としての自覚を持ちたい。」
そんな気持ちで自分の手で節目を作り、家族を強く太くする。
その上で嬉しいと喜びを満喫する宴の時間を過ごすことで、夫婦としての自覚を持てるように。
あいさつの儀
ご家族だけで過ごす時間。
花嫁姿で親御様と向き合い、「綺麗ですか?」と言葉を紡いだ新婦様。
「今日は家族みんなが無事にこの場に来れて本当によかった。」
「自分の感謝の気持ちをパパとママにも、家族にも伝えられるようにしたいからよろしくお願いします。」
ふり絞るように伝えた新婦様に、涙ながらに「綺麗だよ」と優しく伝えるお母様が印象的でした。
駆け抜けるように過ごした1カ月の準備期間。
その原動力となったご家族様への想いが溢れた瞬間。
言葉を多く交わさなくとも通じ合い、互いを想い合う。そんなご家族の温かな節目となりました。

紅差しの儀
『一番近くで花嫁姿を見てほしい、祖母のために結婚式を挙げたい。』その想いで結婚式準備をしてきた新婦様。
花嫁支度の仕上げとして『紅差しの儀』を祖母様にお願いしました。
幼い頃から近くで成長を見守り、いくつになっても小さな子供のように気にかけ、愛情を注ぎ続けてくれたお祖母様との、生涯忘れられないひと時となりました。

祝言
新郎様が凛と入場され、新婦お父様と交わした固い握手。
言葉は少なくとも、その想いは深く、会場全体がやさしく穏やかな空気に包まれました。
三礼の儀では、親御様へ、そしてご列席の皆様へ、まっすぐな感謝を。
「家に帰りたくないと思ったことは一度もありません」
その一言に、これまでの年月が凝縮されていました。
萬屋本店の祝言は、形式ではなく感謝を伝え、“想い”を交わす儀式。
ご家族がそれぞれの時間を思い返し、自然と涙がこぼれる挙式となりました。

俥夫先導入場、鏡開き
俥夫の先導で始まった披露宴。
「父の背中で男を学び、母の笑顔慈愛にあふれ、友との絆いと固し」
俥夫の口上ではこれまでの家族への想い、今日まで支えてくれたご友人様との縁に感謝する想いが述べられ、その後の入場では盛大な歓声が印象的でした。
学生時代に酒蔵で働いていた新郎様。
思い出の日本酒で鏡開きを行い、宴が始まりました。
乾杯のご発声は新婦お父様より。
「両親に負けないくらい幸せになってほしい」
温かな祝福の言葉に、大きな「おめでとう」が響きました。

大切なご家族との中座
新婦様は新婦弟様と一緒にご中座をされました。
姉弟で一緒に歩く姿を両親や祖母様に見てほしい、そんな気持ちから一緒に歩まれた新婦様
新郎様は大切な祖母様お二人と。
それぞれのお祖母様と手を繋いで退場口まで。
この結婚式の時間がなければ叶わなかったあたたかな時間となりました。
新郎新婦様がご中座された後は、懐かしい友人の皆様へ親御様がそれぞれご挨拶に伺い、両家が交わり会話が華やぐ時間をすごされていらっしゃいました。

歓談、ゲスト紹介、写真撮影
披露宴の進行は、皆様とゆっくりお話ができるように、歓談とゲスト紹介、写真撮影を主軸にプランニング。
大切なゲストおひとりおひとりと目と目を合わせ、心からのおめでとうを伝え合う時間。
振る舞い酒や、写真撮影、懐かしい人との会話に花が咲く時間。
ゲスト紹介ではそれぞれとの関係性や関わりが分かるようなスライドも用意し、普段はなかなか伝えられない感謝の気持ちを全ての方へ届けられるように行いました。
大切な人が目の前にいてくれることの幸せを、噛みしめる、温かな時間となりました。

新婦様から親御様へお手紙
「普段通りパパ、ママ、おおまと呼ばせてください」
それぞれへの気持ちをしっかりと手紙にしたためてきてくださったご新婦様のお手紙は普段の感謝を伝えたいとこの言葉から始まりました。
「パパ、幼いときから口癖のように「パパ嫌」と言ってきたけど、本当は大好きだよ。」
「ママには勉強しなさい、なになにしなさいと一度も言われたことはありません。
美術館や図書館、いろいろなところに連れていってもらい、学ぶことで自分の世界が広がっていくことを教えてもらいました。
自立した素敵な女性を目標に頑張っていくのでこれからも見守っていてね」
「おおま、今日の花嫁姿を一番見せたかったのはおおまです。
プロポーズをされたことを伝えた時、一番喜んで、そしてなんだかさみしいなと涙を流していたおおまの姿が今も心に残っています。
生まれてから今日までたくさんの愛情を注いでくれてありがとう。
今私の隣には、私がありのままでいられる彼がいます。
私は大丈夫だから安心してね。」
そんな自分の気持ちをまっすぐに言葉にされました。
家族の元を離れても、ずっと大好きだよということ。
今まで支えてくれてありがとう。
そんな気持ちがまっすぐに伝わる時間になりました。

新郎様の謝辞
「この結婚式の準備を通してぶつかることもありました。
しかしその中でお互いに、価値観を無理に合わせるのではなく、理解し寄り添うことが大切なんだということを知ることができました。
また、家族の大切さをより感じることができました。
自分の家族だけでなく、愛情あふれた新婦様の家族の一員になれて、本当に嬉しいです。
今日は皆様、お集りいただき本当にありがとうございました。」
力強く、未来を見据えたご挨拶に、皆様からの祝福の拍手が鳴りやまない。
そんな時間となりました。

コーディネート
家族のためにと準備を頑張るお二人にも、「二人の結婚式」という節目を感じてほしい。
その想いから白無垢姿でのファーストミートを行っていただきました。
白無垢は、生成の縮緬素材で作られた柔らかな風合いのものを。
色打掛は新婦様がお母様、祖母様と一緒に試着に行かれ『この色打掛が素敵!』と、満場一致で決まった総絵羽のお着物をお召しになりました。
会場の装花は、ご家族の思い出の花である胡蝶蘭を中心にコーディネート。
胡蝶蘭には、まるで蝶が舞っているように見えることに由来した「幸せが飛んでくる」の他、「尊敬」や「純粋な愛」という花言葉があります。
これからの門出を祝うにふさわしい胡蝶蘭をゲストの皆様のテーブルやお二人のソファの装花としてふんだんに使用し、また色打掛の際の髪型に合わせてあしらうことで華やかな門出を彩りました。




