
I love…
坂口様
2025年5月 / 29名様
萬屋本店
祝言・和装洋装披露宴
大切なご家族へ感謝を伝える一日
【結婚式の背景】
新婦様が滝行の帰りに立ち寄った食堂で、新郎様と運命的に出会いました。
食堂のおばちゃんや常連さんの勧めでインスタを交換。
新郎様の投稿に写る「おばあちゃん」の写真や「海で遊ぶ子どもたち」の姿に、家族を大切にする人柄や自分と同じ教育方針だということを感じ、この人しかいないと直感した新婦様。
その後、2月の出会いから5月に交際、11月にはご入籍と、とんとん拍子に歩みを進めました。
慎重な新郎様と直感を大切にする新婦様。
歩幅が違っても互いを思いやることで、今日という日を迎えられました。
「感謝を届けたい」「家族に恩返ししたい」「祖父母に楽しみをつくりたい」
――そんな想いから、親族だけの温かな結婚式を選ばれたおふたりです。
【結婚式のテーマ】
「I love…」
おふたりが大切にしてきた人とのつながりや、日々の中で当たり前になっていた愛情にもう一度気づく一日となりました。「I love…」の先に続く言葉は人それぞれでも、変わらないのは “大切に思う気持ち”。自分が選んだ人や想いを改めて抱きしめ、感謝を伝え合う時間に。
いままでありがとう、これからもよろしく――そんな温かな想いが広がる結婚式でした。
挨拶の儀 -新郎様-
ご両親は “ゆっくり時間をかけて結婚へ進むだろう” と想像されていたからこそ、挨拶の儀で向き合った瞬間、静かに涙されるお父様の姿がありました。
「今まで育ててくれてありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。」
言葉を絞り出すように伝えた瞬間、ほっとしたような、胸がほどけるような空気が家族に広がりました。
涙で言葉を飲み込むお父様の代わりに、お母様が静かに伝えた一言。
「幸せをいっぱいもらい、一生分の親孝行をしてもらいました。
こちらこそありがとう。大変だったけど、すごく楽しい子育てでした。」
家族の絆そのものが浮かび上がる時間でした。

挨拶の儀 -新婦様-
「晴れ姿を一番に見せたいのは、父と夫です。」
迷いなく答えてくれた新婦様。
お父様が単身赴任で離れていた時間、すれ違ってしまった時期。
そのすべてを抱きしめるように、涙と笑顔で紡いだ言葉。
「さみしい時もあったし、迷惑もかけたけど、パパとママに育ててもらって本当に幸せでした。
これからも家族みんなを笑顔にできる人になりたいです。」
お父様は目を潤ませながら
「誠くんと幸せになってくれたら、それだけで」と静かに返されました。
家族の想いがまっすぐに通い、涙と笑顔があふれる時間でした。

祝言
「家族が主役になる時間にしたい」
その想いで選ばれた祝言。
お母様に手伝っていただく三献の儀。
盃を交わし合いながら、ふたりの覚悟が静かに形になる時間。
三礼の儀では、ふだん伝えられない感謝をまっすぐに。
家族と正面から向き合い、目を見て届けるその言葉は、会場の空気をやわらかく震わせました。

披露宴・前半
新婦様は、成人式で使った髪飾りに合わせ
「金華山」の色打掛へ掛替え、俥夫先導で入場。
祖父母様、ご家族様の目にも特別な印象になったことと思います。
親族のみの披露宴だからこそ、席の配置は “家族を一番近くに”。
おふたりの正面に家族のテーブルを置き、目も心も通い合う距離で過ごされました。
乾杯は新婦様のお祖父様。
「自分の結婚式の頃はバブルの時代でやることがすいすいすいすい流れていったんですよね。
しかし、今日の結婚式はすごかった。感心した。
こんな丁寧な結婚式は初めてだった。素晴らしい結婚式だった。二人は幸せになると思います。」
満面の笑顔とともに響いたその声が、披露宴の始まりを祝福してくれました。

映像上映・ゲスト紹介
■映像上映
乾杯後はお二人のプロフィール紹介の後にそれぞれの職場先輩やご友人からのお二人を紹介するお手紙と映像を見ていただく時間。
家族の前の姿とは違ったおふたりそれぞれのことをご家族様にも知っていただく時間を取りました。
新郎様はご友人様からのビデオを結婚式の日に初めて御覧になったので、胸にこみ上げるものがあり、涙ながらに御覧になっていらっしゃいました。
■ゲスト紹介
どこから来て、どんな関係の親族、家族なのか。
お二人からのご紹介を通して、従妹様の就職を会場全体でお祝いしたり、どのように紹介しようか悩みながらご紹介する新郎様をご家族様がサポートしてくださったりと両家の親族がひとつになる時間を過ごされました。

中座
■ 新婦:年子のお姉様と
姉というよりも幼馴染のような存在のお姉様。
「なんでもできて優しく、かっこいい最高のお姉ちゃん。」
その言葉を司会が伝えると、照れながらも嬉しそうに手を差し伸べたお姉様。
そっくりの笑顔で並んだ姿は、本当にあたたかい中座の時間になりました。
■ 新郎:弟様・妹様と三兄弟で
団子三兄弟の曲にあわせて楽しく中座。
「大好きで誇りの兄です」
その言葉に、新郎様も満面の笑顔で応えられていました。

披露宴後半
■新婦父様と腕を組んでの再入場。
新婦様は、お父様に成人式で見せられなかった晴れ姿を見てもらいたいと、腕を組んで再入場されました。
新郎様の前では、お父様がお茶目に手をなかなか渡さず、場が和む一幕も。
「感無量です」と語りながら、照れくさそうに「晴美、綺麗だよ」と伝える姿に、家族中が笑顔に包まれた、心温まるシーンとなりました。
■新婦祖父様のウクレレ演奏。
「人生にはいろんな波がある。それでもふたりなら大丈夫。」
その想いが込められた「カイマナヒラ」の音色に、家族もスタッフも手拍子で包み込むような温かい時間になりました。

コーディネート
披露宴会場の装花は、ドレスとタキシードが加わることで完成する“海外の花園”を思わせるデザインに。
小鳥が舞うような爽やかで可憐な世界観で、挙式とのギャップを美しく表現しました。
5月の新緑に合わせ、新郎様のブラウンタキシードを主役に、身長の高いおふたりに合わせてテーブル装花も高さを意識した装飾に。
和装は鶴が描かれた白無垢を選ばれ、新日本髪に綿帽子で可憐に。
皆様をできるだけお待たせしないようにという配慮と、お父様に晴れ姿を見せたい思いの末、成人式の髪飾りを合わせた色打掛にも掛替されました。
洋装はタキシードが映えるアンティーク調のドレスを選び、自由に動ける軽やかさで祖父様のウクレレ演奏にも寄り添うスタイルに仕上がりました。




