蜷川様蜷川様

うらおもてなし

蜷川様

2021年6月 / 72名名様
萬屋本店
祝言・和装洋装披露宴

結婚式の背景

情が深く人との関わりをとても大切にされているおふたりは、世の中の情勢もあり、結婚式を挙げようか迷っていました。そんなおふたりの背中を押したのが新郎お母様の「夫婦が歩み始める節目として結婚式は挙げて欲しい。」という一人息子に対しての想い。
「なぜ結婚式をあげるのか?」おふたりが改めて向き合ったとき、大事にしたかった一つは、親御様への感謝を言葉で伝えること。もう一つが「相互理解」のため。「お招きする方々は、これまで深く付き合ってきた大切な人ばかりだけれど、まだまだ一面しか知らない。もっと深く相手を知り自分たちのことももっと知ってもらえる時間を過ごして欲しい。」この想いをカタチにするため、おもてなしの語源と言われる「うらおもてなし」というテーマをプレゼント。結婚式の先の未来、より強いつながりを結んで共に歩んでいきたい。裏も表もない、多面的なつながりを感じられる時間を過ごし、自分たちらしい最大限のおもてなしで日ごろの感謝を示す日。より確かなつながりを結ぶ一日。

あいさつの儀

数年前にお父様がご病気でご他界。何故か恥ずかしさがあり感謝の想いを直接伝えられなかったことに深い後悔をされていた親将(ちかまさ)さん。お父様への想いも含め、お母様へこれまで育ててくれた感謝を自分の言葉で伝えたいとあいさつの儀の時間を迎えました。立派に育った息子の晴れ姿を、涙ではなく、お父様のお写真と一緒に優しく微笑むお母様の姿に、気持ちが十分伝え合えたことを感じられた光景に。

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祝言

挙式は儀式として所作、ふるまいに想いを込め節目とすることを重視。一人娘として愛情深く育てられた幼菜さん。愛情が故、お父様の事を億劫に感じてしまった時もあったけれど、その真っ直ぐな愛情のおかげで今の自分があると仰っていました。新婦入場時、お父様から幼菜さんへ宛てた手紙が読まれ改めて愛情を知ることから始まった祝言。夫婦の結びつきとして執り行った三献の儀。その静謐に包まれるひととき、無言の中で盃を酌み交わす時間が、お互いの覚悟をより一層感じられる時間に。

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ゲスト紹介とインタビューから生まれる相互理解

ゲスト同士が今日だけで終わってしまう関係ではなく、この先の人生も繋がってゆくきっかけにの1日になるようにと、ご提案したゲスト紹介。「私たちはこんな性格で、そのおかげで出会えた人たちがここに集まっていただいています。」と感謝を伝え、懐かしい思い出を分かち合い、その思い出につながるゲストから当時のエピソードや、新たな一面を知っていただきお互いを理解する時間に。親将さんのご上司から「蜷川君には期日さえ設ければ大丈夫!」という話が飛び出した際には「その通り!」と周りの方々から自然と笑い声が溢れ、たくさんの方から愛されている姿がありました。

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新婦の手紙

当初、私らしくないから手紙は読みたくないと仰っていた幼菜さん。「大切な人が元気でいる時に、伝えられる機会があるなら伝えた方がいい。」と説得し続けた親将さん。
その思いを受けて綴ったお手紙は「夫の親将さんがこう言ってくれたから、妻の私も伝えようと思いました。」という内容から始まりました。天真爛漫で、かしこまった雰囲気が苦手な幼菜さん。そのことを一番知っているのはご両親であり、ご友人の皆様。丁寧に語られる感謝の言葉は、大切な皆様の心に届き、親御様にとって、大切に育てて来た記憶が甦る、あたたかな笑顔で結ばれた節目となりました。

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コーディネート

鶴と梅の柄が施された白無垢は、長寿の象徴である鶴が子の幸せを願う親の思いが込められており、健康に何不自由なく育ててくれた親御様への感謝を表現。皆様との末永い固い絆を色鮮やかな亀甲文様で表現した色打掛。その色打掛がより映えるようにと、会場装花は「熱望」という花言葉の「レナンセラ」をふんだんにあしらい赤のグラデーションで統一。門前とメインソファーの上には満天星と書くドウダンツツジを飾り、満天の星空の様に大切な皆様が集う時間をイメージしました。
幼菜さんのスタイルの良さを最大限引き出せるようにとご提案したハーフペニーのスレンダーなドレス。太陽のような性格をイメージし、作り込むヘアスタイルではなく、シンプルにシルエットで見せるヘアスタイルに仕上げ、洗練られた女性らしさをイメージ。存在感のあるオンシジュームのブーケがより自然な笑顔の印象に。

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撮影

創り込むようなものでなく、自然な関わり合いの中で感謝や感動が生まれる時間を大切にされていたおふたり。おふたりやゲストの目線の先に映る、その瞬間の会話や音、空気感までも写真から感じられるものを残していただきたいと思い、前撮り撮影を担当したカメラマンと、また全く違った感性のカメラマン2名を指名。
笑顔から安心へ。感謝から感動へと、心の移ろいを細部まで写真に残し、見返す度に大切な人との心のつながりを感じられる写真たち。

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前撮り

ご結婚式当日はゲストに向けた時間とし、ふたりで撮影する前撮りは自然体でいつもの雰囲気がでるように。
カメラマンからは「この先にどんな夫婦になっていきたい?」「お互いに約束して欲しいことは?」と、そんな質問を投げかけながらの撮影に。未来のふたりの表情が自然と垣間見れる。
決めすぎず、その時に感じた真っ直ぐな気持ちを記録した時間。

蜷川様

おふたりからのご感想

おふたりからのご感想

感動したこと初めてこの会場を見学に行った時に一目惚れしたノスタルジックな雰囲気の建物と内装。
思い描いていたよりもずっと素敵に飾ってくださったお花にまずは感動しました。
スタッフさんは、式までの期間どの方も自分の事のように考えて相談に乗ってくださいますので、私達の挙式当日は周りは味方だらけで、全く何の心配もありませんでした。
私たちも、招待したゲストの方々も、幸せな気持ちで過ごせた一日を作って下さったことに感謝しております。

印象に残っているシーン披露宴会場に入場した時の事がすごく印象に残っています。
俥夫さんの先導は初めてで楽しかったと、招待客みんなに喜んで貰えました。俥夫さんも、メイクさんも、カメラマンさんもいつも側にいてお話してくれるので緊張せずに楽しめました。
白無垢、色打掛、ウエディングドレスを着ましたが、どの衣装を着ても雰囲気に馴染むようにして下さるので写真を見返すのも楽しいです。

萬屋本店へのメッセージ素敵な一日をありがとうございました。
両親や、ずっと見せてあげたかった祖父母にいい日だったねと喜んで貰える結婚式ができました。
プランナーの千葉さんをはじめ、私たちと関わって下さった全てのスタッフさんに感謝しております。
私たちの宝物のような日になりました。
本当にありがとうございました。

メイキングスタッフ

司会 株式会社FEM 長谷川文愛

フラワーデザイナー

花弘 庄司千絵

“ポジティブ”という言葉がぴったりの幼菜さんと、そんな幼菜さんを優しい笑顔で包み込む親将さん。『幼菜さんのお名前の由来になった菜の花色の彩りで、躍るような瞬間を刻んでいただけたら・・・』と、前撮りブーケのお花には女の子が踊っているような花姿の黄色のオンシジュームをご提案したところとても気に入ってくださり、ご婚礼当日も同じブーケに。加えて土間・挙式会場にも同じお花をリクエストしてくださりました。
挙式会場では背の高い花器に活け、ふわっと花色が浮き上がる様気を配り、幻想的な空間に仕上げました。
暖簾前の、ドウダンツツジは親将さんの社色であるグリーン色に寄せた枝物もこだわりポイント。『目を瞑れば、そよぐ緑葉の下で踊る花々が揺れていて』そんな光景がずっとお二人の道に愉しく続きますようお祈りしております。

ポジションポジション 名前名前名前

担当プランナー

萬屋本店 千葉建二

大切な人に対して、私たちはどれくらいその思いを日頃から届けられているのでしょうか?こちらが届けているつもりでも相手に伝わっていなければ、それはきっと届けられたとは言えない。一方で、わざわざ伝えなくても自然と伝わる思いもあります。親将さんと幼菜さんのご結婚式をお手伝いさせていただく中、お打合せの度にそんなことを考えていたことをはっきりと憶えています。
大切な人をより深く理解したい。そして自分達の事も知って欲しい。そんな大切な人とのつながりこそが、豊かな人生だと感じさせていただきました。
親将さんとお母様、そしてお写真の中のお父様との3人での挨拶の時間。幼菜さんの幸せを願う親御様からのお手紙。大切な皆様とのつながりを感じられたゲスト紹介。そして当初、乗り気でなかった幼菜さんが読み上げた花嫁からのお手紙。余興や演出ではなく思いを伝えあうことに重きを置いた一日を一番近くで見守らせていただながら、他の誰よりも先に、私が涙してしまいました。
この先も、おふたりがその時に感じた気持ちを伝え合い皆様とのつながりを大切に歩んでいって欲しいと心から願っております。

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