自然体で過ごす
【いい時間】
森田様
2019年11月 / 60名様
萬屋本店
祝言・和装洋装披露宴
結婚式の背景
映像関係の仕事をされている友和さん。仕事や好きなことには120%の力を注ぐ真っ直ぐな華子さん。仕事にはストイックな分、プライベートは季節を感じゆるりと自然体で過ごすのがお二人のライフスタイル。結婚式のイメージを初めてご相談する際、「自分たちのイメージはこんな曲の雰囲気です」とお持ちいただいた「いい時間」という曲。一緒に曲を聴き歌詞に込められた想いや情景をイメージすることから始まった打合せ。挙式は人生の仕事のように厳かに。披露宴からはお二人が自然体でいられ、気取らず、皆様にゆったりと「いい時間」を過ごしていただくことをお二人からのおもてなしとした1日に。
挨拶の儀
四人姉弟の末娘である華子さん。2年前にお父様が他界され
お母様と過ごす時間を大切にされていました。お母様にご自身の花嫁姿を目に焼き付けてほしいという想いは、お嫁に行く覚悟を花嫁姿で表し、これまでの感謝を伝えた大切な節目。
祝言
日本の伝統である祝言を挙げることを望んでいたお二人。当日の朝「お父様も一緒に入場をしたい」というお母様の想いを受け、お母様に華子さんのお手引きを。お姉様とお父様ご家族で歩む入場のシーンに。凛とした厳かな空気の中にも二人の幸せを願う、一人一人の想いに包まれたあたたかな挙式に。
披露宴 前半
親御様への感謝、ゲスト皆様への感謝を込めた俥夫の口上で入場。ご両家での鏡開きや姪っ子からの乾杯発声に、一気におめでたい雰囲気が生まれるよう演出。賑わいある会場の中、自然と会話が弾み、笑顔と笑い声があふれる時間となりました。
披露宴 後半
お二人が直前まで想いを込めて作成したゲスト一人一人の人柄が感じられるプロフィールムービー。懐かしみ笑い合い盛り上がる声を感じられるよう、二人の再入場直前に上映。飾りすぎない二人らしい装いと表情に、改めてご家族が安心され祝福されている姿が印象的なシーンに。
リラックスして過ごしたかけがえのない時間、退場曲にはテーマでもある「いい時間」を選曲。曲を通してゲストの皆様に今日のこの結婚式を改めて感じていただければとお届けしました。
コーディネート
四季を感じ季節の移ろいに身を委ねることを大切に過ごされているお二人。会場装飾は、秋を感じる落ち着いた色合いのダリアや華子さんの誕生花でもあるアルストロメリアを装飾、アンティーク・シックな色調でコーディネート。
秋の楓、緑豊かな萩、八重桜が施された豪華絢爛の花嫁衣裳は、ご自身の結婚に対する覚悟の想いをしっかりと表現した黒の色打掛。
角隠しは大好きだったおばあ様の想いを受け継ぎ、自髪に文金高島田を結い凛とした美しさを表現。
一目惚れしたウェディングドレスは、舞台衣装を手掛けたデザイナーがデザインしたドレス。繊細なレースとチュールの透け感、生成りがかった柔らかな色合いが女性らしいデザインに、華子さんの自然体でありのままの笑顔をお届けできるよう、ナチュラルなメイクと流れるようなヘアアレンジを合わせたスタイリング。白グリーンを貴重としたブーケは敢えて形を創らずお花の自然な流れを生かしたクラッチブーケに。
撮影
結婚式の写真を見返す度にあたたかな気持ちが甦り「いい時間だったな。明日も頑張ろう。」と思える心に刻むこの景色。