日本人らしく
私たちらしく
國井様
2018年11月 / 62名様
萬屋本店
祝言・和装洋装披露宴
結婚式の背景
両家顔合わせの場を探していた際、偶然みつけた萬屋本店。礼儀礼節を重んじる環境で育ち、日本人らしい結婚式を。と考えていた二人にとって、祝言という結婚式のカタチは二人が求めていたものでした。
運命の一着とも言える色打掛を土間に飾りお客様をお出迎えし、こころからのもてなしをする。二人らしさを表現するこだわりの品々は、この場に集った大切な方々の縁をより尊いものとした節目の日。
前撮り撮影
結婚式当日とは違ったタキシードと振袖の組み合わせは、萬屋本店のインスタグラムを見てどうしても撮影したいとご要望いただいたもの。二人のこだわりが細部まで詰まった前撮りは、ゆっくりと過ごした二人の大切な世界観。
【祝言】
古くから大切に受け継がれているもの、歴史のあるものが好きなお二人にとって、日本古来から受け継がれている挙式「祝言」は、二人が考える結婚式のイメージそのもの。「礼に始まり礼で結ぶ」ということを大切にされてきたお二人とご家族にとって、思い出深い時間となった「挨拶の儀」と「三礼の儀」 人と人を結び、家と家を繋ぐ、誓いの時。
披露宴
披露宴からはガラッと雰囲気を変え、一目惚れをした色打掛と、俥夫の先導による艶やかな入場で開宴。お父様から贈られた三味線の演奏は親が子を想う音色が心に響き、会場がひとつになった忘れられないシーンに。
大切な方々が一同に介して「あったかい輪」となるようにと望んだ祝宴では、ゲストおひとりおひとりを紹介し、大切な方同士のご縁も紡いでいく。大樹さんが大好きなウイスキーをふるまいおもてなしをする。二人の人柄が表れ、縁をより深くした祝宴となりました。
家族への感謝
結婚式を挙げるに際し、お二人が一番に感謝を伝えたかったのは「家族」。大樹さんがお父様と肩を組み並んで歩くことを楽しみにしていた中座。お母様と腕を組んで再入場し、これまでの感謝の想いを伝えました。結婚式の準備に際し、サポートし続けてくれた舞子さんのご両親。たくさんの感謝があるからこそ、親離れ子離れの区切りと、これから二人で歩む決意を込めた引き渡しの儀。
コーディネート
「挙式は白無垢で慎ましく」と望んだ花嫁衣装は、松竹梅の文様に鶴柄の柄行が美しい新婦お父様がお選び頂いた1着。一幅の絵画のように総絵羽で表現した最高級の逸品である色打掛は、袖を通した瞬間に全員一致で出会った運命の一着。会場装飾は大樹さんのお名前に寄せて、色付いた葉を纏った枝たちを伸びやかに装飾しました。ゲストのお待合室に飾った、お二人のこだわりのアイテムの数々もモダンクラシカルなスタイルに。
撮影
結婚式当日だからこそ撮れる写真。当日だから残せる笑顔。そんなシーンを数多く残した撮影。人生や生き方を教えてくださった方々の影響を受けた、こだわりの品物の数々や、衣装、装花。その全てが調和した、結婚式当日。
お二人もご家族も、ゲストみんなが笑顔になり、涙し、一体感が生まれた日。「どんな瞬間も撮り逃さないように」と、その日しか残せないシーンを記録に残しました。