常松様常松様

夫婦としての始まりの日

常松様

2018年11月 / 69名様
萬屋本店
祝言・和装洋装披露宴

結婚式の背景

これまでの結婚式のイメージは、自分がこの場にいてもいなくても変わらず成り立ち進んでいくものだった。「自分たちは誰一人として欠けたら成り立たない結婚式がしたい」「お招きした一人一人がいてくれるから、今日の良き日があること。」それが、二人の結婚式で叶えたかったこと。

結婚式後「何一つ後悔はないです」とお話して下さった背景には、これまで人に勧められるモノで決めることが多かったという二人だからこそ「そこにどういう意味が込められているのか」色・模様・位置・所作・細部までこだわり尽した二人の決意がありました。

家族への感謝

「産まれてからずっと反抗期です」と打合せの中で仰っていた杏奈さん。本心としてはとても親御様に感謝をしているとお話しくださいました。

その本心をお伝えしたいと臨まれた「挨拶の儀」。心からの素直な気持ちを伝えることができ、嫁ぐ決意、けじめの時間となりました。祝言の新婦入場シーンでは、親御様からの想いがお手紙として朗読され、大切に育ててもらった思いを胸に、夫婦としての誓いを立てることができました。

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披露宴

「常松家の【松】」の文様が施された花嫁衣装を身に纏い、夫婦の決意の表れとした俥夫の口上入場。大切に育ててくれた両家両親との鏡開きには「一緒に未来を開く」という想いを込めて賑やかに開宴。二人が大切にしていたゲスト紹介は、一人一人を想う気持ちをしっかり伝える時間に。ゆっくりと和やかに過ごし、お集まり頂いた皆様に感謝を伝える事を大切にした披露宴。

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想いを紡ぐ時間

おばあ様からお母様へと受け継がれてきたガーネットの指輪をつけ、お父様と歩いた再入場。「お互いへの感謝を大切に、この日のことを忘れずにご夫婦として歩んで行っていただきたい」そんな想いからご提案した新郎浩一郎さんからのお手紙朗読は、長年続けてこられたバイオリンの生演奏と共に杏奈さんへ贈られました。お互いを大切に想う気持ちが一層深まる幸せな時間となりました。

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テーマ「Red leaves」に込めた思い

「Red leaves」は英語で「紅葉」を意味する言葉。今まで大切に育ててくれた両親の元から、これからは二人で歩んでいくこと。今日この日にお招きした一人一人がいてくれての二人があること。その出逢いをとても大切にされていた想い。紅葉も同じ様に、一枚一枚の葉の色付きがあり、葉が集まって美しい景色ができていること。そして、お二人らしい色を創っていただきたい。という想いを込めたテーマ。

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コーディネート

年齢より幼く見られる事をコンプレックスと感じられていたお二人。「成長した姿」を見て欲しいと、「大人の落ち着いた雰囲気」を全体のコンセプトに。

「秋の鎌倉」をイメージした会場装花は、メインバックに「ドウダンツツジ」の紅葉した枝ものを装飾。秋の色味に合うレトロモダンな友禅の引き振袖を、黒色の帯で締めぐっと大人なコーディネートに。デコルテのVカットがすっきりとしたデザインのドレスには、ざっくりとまとめたクラッチブーケを合わせて。

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撮影

ゲストの皆様に伝えたい想いは何か。それを表現するにはどうしたらよいのか。とにかくそのことを大切に準備をし、二人で決断し、迎えた当日。色・模様・位置・所作・細部にまでこだわった 二人が大切にしたかった姿を残しました。

常松様

おふたりからのご感想

おふたりからのご感想

感動したこと演出は自作のものも多かったので、式が近づくにつれてゲストの方々に楽しんで頂けるだろうかと不安になることもありましたが、当日はプロ意識の高いスタッフの方々の純粋なおもてなしの心が華を添えてくださり、たくさんのゲストから「とても居心地の良い、素敵な結婚式に呼んでくれてありがとう。」とお言葉を頂けました。スタッフの方々が私たちのことも私たちのゲストのことも大切に想い、友人のような親近感をもって寄り添ってくれていつも新郎新婦の心身ともにケアをしていただきました。そのおかげで心から楽しみながら結婚式に臨むことができ、改めてこの式場で結婚式を挙げることができて本当によかったと感動いたしました。

印象に残っているシーンプランナーさんをはじめ、それぞれの演出の担当者の方々との打ち合わせは本当に楽しかったです。皆様が非常にリラックスした雰囲気の中で私たちの想いを引き出してくださり、どうすればより良くなるだろうと色んな案をご提案して下さいました。日本古来の厳かな雰囲気の中で祝言を挙げることができたことは私たちの中で特に大切なシーンとなりました。また新婦祖母は日本髪を地毛で結われている姿をみて感動し、男性ゲストは俥夫の先導が斬新で格好良かったと伝えてくれました。ゲストの方にも印象に残るようなシーンを作れたことは大変嬉しく思います。

萬屋本店へのメッセージ私たちは日本の伝統がとても好きでしたので、はじめは鎌倉という歴史ある古都と萬屋本店という大正ロマンを感じさせる雰囲気のある建物に惹かれて訪れましたが、見学・打合せ・式当日と萬屋本店での時間を過ごしているうちに、プランナーさんをはじめそこに携わる方々に場所や建物以上に惹かれておりました。2人の特別な思いが詰まっている場所ですので、今後もずっと残っていてほしいという思いとともに、この式を通じてできた皆様とのご縁も大切に続けさせていければと思っておりますので、今後もどうぞよろしくお願い致します。

メイキングスタッフ

司会 株式会社FEM 長谷川文愛

ボディメイク

久米 恵理子

お二人から、「自分達は人に恵まれた人生で、結婚式にはこれからもずっとお付き合いしていきたい大切な方々をお招きするので、嫁ぐ覚悟をしっかり伝えたいんです!」と、告げられました。その想いのひとつに、最後の最後まで衣装選びに拘られる姿にお二人の想いの強さを感じました。

初回カウンセリングからお二人でお越し下さり、食事改善や生活習慣を見直し、身体に合わせホームケアのアドバイスもさせて頂きました。どんなに忙しくされていてもお二人で時間をつくり一緒にボディメイクに通い、結婚式前日まで一緒に体づくりに向き合い頑張って下さいました。その結果、拘って選ばれた衣装を最高に素敵に着て頂けた事が何より嬉しかったです。

「この先も体づくりのサポートをお願いしたい」と仰って頂き、結婚式後もお二人でボディメイクに通い続けて頂けること。お二人で体づくりに向き合って頂けたこと、人生の節目のお手伝いをさせて頂けたことに、心から感謝致します。これからの人生がより豊かでお二人らしく明るく笑顔で溢れることを、願っています。

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