結婚式後も〈帰ってこられる場所〉に――萬屋本店が届けたい「家族の始まり」と「人生の節目」を過ごす時間

結婚式後も〈帰ってこられる場所〉に――萬屋本店が届けたい「家族の始まり」と「人生の節目」を過ごす時間

こんにちは。萬屋本店の山本です。

2026年に、建物築100年・開業10周年という節目を迎える萬屋本店。
私たちは開業当時より、単なる結婚式場ではなく「結婚式後も帰ってこられる場所」を目指してまいりました。結婚式だけでなく、レストランの営業を続けている理由もそのためです。

その背景には、結婚式を華やかなイベントのように考えるのではなく、人生の節目を大切に迎えていただきたいという私たちの想いがあります。

なぜ「帰ってこられる場所」でありたいと考えているのか。創業の背景にある想いと、実際に萬屋本店で人生の節目をお過ごしいただいたご家族の温かいストーリーをお伝えいたします。

家族の始まりの場所を残したい

元々Daiyuでは、ウェディングのプロデュース業という形で、関東圏内の様々な場所で結婚式のお手伝いをしていました。ご縁をいただいたお客様とは、準備期間〜結婚式当日だけでなく、その後のご家族の歩みを一緒に歩ませていただけることが、私たちの喜びとやりがいでもありました。

しかし、提携先の経営方針の変更などによって、結婚式のお手伝いが継続できなくなったり、会場となっていた場所や建物自体が取り壊されてしまうといったことも起こりました。

自分たちではどうにもできない理由によって、お客様の人生の節目を迎えた場所がなくなってしまう。そんな経験から「私たち自身が、お客様の家族の始まりの場所を守り続けたい」という想いが強くなり、「自社会場を作ろう」と2016年にオープンしたのが萬屋本店でした。

「おかえりなさい」を伝えるレストラン

そうして萬屋本店では、結婚式を華やかなイベントとして扱うのではなく、「これからの家族を強く豊かにする節目」という想いのもと、家族の始まりの日をお手伝いさせていただく機会に恵まれてきました。

その想いがお客様にも伝わり、結婚式後もご家族の節目を萬屋本店でお過ごしいただけるようになりました。実際にどのようにお過ごしいただいているのか、ご紹介します。

<感謝祭>
毎年5月のGW期間中に、日頃のお客様への感謝をお届けする企画として「感謝祭」を開催しています。

祝日ではありますが、この期間中だけは結婚式は行わず、萬屋本店で結婚式を挙げてくださったご家族の皆様に帰ってきていただける場所としてご利用いただきたい、という願いを込めています。

ここで結婚式を挙げた私も、この機会にお世話になったスタッフさんたちにお会いしたい、そして日頃の感謝の気持ちを込めて、両親を連れて家族で食事に行きました。

自分たちだけでなく両親にとっても心に刻まれた場所で、思い出の味をゆっくりと満喫。とても喜んでもらい、いつもとは違う特別な時間を過ごすことができました。


 

<クリスマス>
この時期もご家族で素敵な時間をお過ごしいただけるよう、クリスマスの特別ディナーを開催しています。感謝祭と同じく、多くの方に帰ってきていただいている機会です。

オープン初年度から毎年必ず来てくださるお客様がいること、
「この時間があるから仕事を頑張れます!」と言っていただけること、
お子様の成長を見守らせていただけること、
お客様同士が繋がって、親しくなり、家族ぐるみのお付合いをしていること。

結婚式のお手伝いをしたご縁をきっかけに、こうしてお客様と再会できることは、スタッフにとって何よりも力になる時間です。


 

<ファミリーフォト>
萬屋本店でご結婚式を迎えられたご夫婦にお子様が誕生し、お宮参りやお食い初め、七五三など、ご家族の新たな節目を萬屋本店のレストランでお過ごしいただける機会も増えています。

例えば、第一子のご出産を控えたご夫婦には、マタニティーフォトのお手伝いをさせていただきました。撮影当日は、カメラマンから「結婚式の時と同じポーズで撮影しましょう」とご提案。するとお二人からも「あの時こうだったよね!こんな気持ちだった!」と、結婚式当日を思い出しながら、心温まる時間となりました。

「ウェディングがあったからこそ、よりマタニティフォトが意味をもって思い出深いものになったと思います。」とご感想もいただきました。

その後、無事にお子様がお生まれになり、生後100日のお祝いごとである「お食い初め」でも、ご家族の大切な時間を再び萬屋本店でお過ごしいただきました。

カメラマンも、新たなご家族の記念日に立ち会えたことがとても嬉しく、たくさんお写真を撮らせていただきました。
このように、大切な節目のたびに帰ってきてくださり、一緒にお祝いができることは、レストランをやらせていただいているからこそ感じられる幸せです。

また、萬屋本店で結婚式を行い、今はDaiyuの人事採用担当として活躍中のスタッフも、お食い初めのお祝いをご両家の親御様と共に行いました。

「こうして何かの節目や記念日に両家で集まること。撮った写真を現像してプレゼントすること。それが何よりも喜んでもらえる親孝行になりました!」と話してくれました。

〜結婚式当日、お庭での2ショット〜

〜お食い初めの際の家族写真〜

当日の詳しい様子は、こちらのブログでもご紹介しています。

「帰りたい場所がある」ことの意味

萬屋本店では、結婚式=人生の幸せのピークではなく、「人生の節目」として捉えています。

新郎新婦様がご結婚式当日や準備期間を通して、改めて大切な人たちの存在に気付き、これまでの人生が幸せなものだったと感じられる。そして、これから始まるお二人の歩みがより幸せで豊かなものとなり、家族の始まりの日にいつでも立ち返られるような人生であってほしいと願っています。

 

私にとって、萬屋本店は第三の実家のような存在です。結婚式から数年の間に、感謝祭やクリスマス、子どもの誕生日など、節目のたびに萬屋本店を訪れては、毎回「おかえりなさい」とスタッフの皆さんに温かく出迎えていただいています。

なぜ帰りたくなるのか。それは、結婚式が人生にとって本当に意味のある時間だったからです。

ただ単に家族や友人と過ごした時間ではなく、「生きてきてよかった」と思えた結婚式。だからこそ、帰るたびに勇気をもらうことができますし、また新たな節目を同じ場所で刻めたら、もっと人生が豊かなものになり、その思い出がまた背中を押してくれる。そんなふうに感じています。

自分が結婚式を挙げた場所が、当時と変わらず「帰ってこられる場所」としても存在していること。
そして、結婚式を通じて深く寄り添ってくれたスタッフの方々が、今でも見守ってくださっていること。このことがこれほど幸せで、価値のあることだとは思ってもいませんでした。

ご家族のお祝いや記念日を、どこでどのように過ごすかは、様々な形があるかと思います。
例えばその大切な一日を、同じ場所で重ねられるとしたら。その時間は、よりかけがえのないものとなり、深く心に刻まれるものになるのではないでしょうか。

まもなく萬屋本店も10周年。
これからも皆さまの「家族の始まりの場所」そして「いつでも帰ってこられる場所」であり続けるという想いを抱き、どんな時でも家族と過ごしたこと、この萬屋本店に帰ってきていただいたことを手元に残していただけるよう、大切に歩んでいきたいと思います。

↑ PAGE TOP