【オススメの6月婚】鎌倉の紫陽花で彩る結婚式

【オススメの6月婚】鎌倉の紫陽花で彩る結婚式

皆さん、こんにちは。
萬屋本店で装花を担当しております
hanahiroの松浦と申します。

今日は一年間の中でも
これから春から夏に向かって美しい
『あじさい』についてご紹介出来たらと思います。

鎌倉と言えば・・あじさい。
そう思い浮かべる方も多いのではないしょうか。
6月のあじさいの季節には、
鎌倉の情景と色とりどりのあじさいのコラボレーションを
見に全国から沢山の観光客がいらっしゃいます。

特に北鎌倉駅の明月院(明月院ブルーと呼ばれる青いあじさい)や
極楽寺駅の成就院(丘から海をバックに見る色とりどりのあじさい)や
長谷寺(山に咲く数十種類のあじさい)は有名です。

あじさいは鎌倉の象徴です。

0196_DSD_8662

あじさいの魅力は
なんといっても花色のグラデーションです。
同じ株からなるものでも
一つとして同じ色のグラデーションは存在しません。
また、開花から花の終わりまでの
色の変化も魅力の一つではないでしょうか。
いまや結婚式や披露宴、人生の節目のシーンを
華やかに迎える為には欠かせないお花となっています。

IMG_1728

あじさいの色は土壌のphが大きく関係しています。
酸性が多く含まれた土壌であれば、青色が強いあじさいとなり、
アルカリ性が多い場合は赤色が強いあじさいとなります。

日本は火山の影響から酸性の土壌が多く、
お花で有名なオランダなどヨーロッパでは
アルカリ性の土壌が多い為、
赤やピンク系のあじさいが多いそうです。

また最近では秋色あじさいといって秋に紅葉する葉と同じように、
あじさいも秋色に変化したアンティーク調のものも大変人気です。

普段お花屋さんに並ぶ切り花のあじさいは
主に国内産と輸入のもので別れています。
国内産のあじさいの出荷は4月中旬~11月、
それ以外の時期は海外からはるばる飛行機や船にのってやってきます。
ひと昔前までは、輸入品が主流でしたが
千葉県南房総に1200坪のあじさい栽培に挑み続ける
生産者さんがいらっしゃいます。

IMG_2483

昨年6月に私はその生産者さんのもとへ
産地見学に行かせていただきました。
見たこともない面積にびっしりと
色とりどりのあじさいが咲き誇っていました。
ビニールハウスの内のあじさいは
全てポット苗で一つ一つにチューブが繋がっており
酸性、アルカリ性の水を与えながら色のコントロールをされていました。

IMG_2502

葉まで美しいそのあじさい達は
色ごとに分けられ大切に梱包され、
私たち花屋のもとに届けられます。

その産地さんから届くあじさいは
梱包からも細やかな心遣いが感じられ、
お嫁に出す様なお気持ちで送られてきたのだなと感じます。
そんな大切に育てられたあじさいを
もっと魅了的に美しく活ける事が私達の使命です。

_DSC5760

私が担当させていただいた萬屋本店でのお二人が
デートで鎌倉明月院を訪れた思い出があり、会場装飾にも
明月院ブルーを連想させるあじさいを使いたいとご希望がありました。

産地の方にそのお話を聞いてもらい、
そのお二人に合うあじさいの色をものすごい種類のあじさい畑から
選ばせていただき、その日に合わせて開花調整をして摘んでいただき
鎌倉までお届けしていただいた事もあります。
今思い出しても生産者の方には
同じ思いで協力して下さり、本当に感謝の気持ちで一杯です。

あじさいの花言葉は
・辛抱強い愛情
・一家団欒・家族の結びつきです。
花びらが寄り集まっている姿は
強い絆で結ばれているという象徴として
私たちにもその大切な想いを気付かせてくれます。

家族と家族を強い絆で結ぶ結婚式に、
あじさいに思いを込めて会場に飾ってみてはいかがでしょうか。
その際は私たちが直接お二人の想いを伺って
結婚式当日に形にさせて頂きたいと思います。
ご相談は是非ともお気軽に何でもおっしゃって下さいね。

 


フェア
2月12日(日) 1部 9:00~ / 2部 12:30~
【限定開催】模擬挙式&全館貸切ブライダルフェア
萬屋本店を全館貸切にしたビックフェア。
和装人前式の祝言(しゅうげん)の模擬挙式の他、全館を本番の披露宴さながらにコーディネート。
こだわり衣装の展示など、絶対おすすめしたいブライダルフェアです。


↑ PAGE TOP